ドラマ「Night Doctor」と「TOKYO MER」これまでの感想
どちらも医療ドラマで現在放送中だ。
そして、どちらも次回最終回を迎える。
医療に携わる者では全くないから、リアリティに関してはよくわからない。
ドラマとしての今のところまでの感想だけ書いてみる。
前者のドラマはタイトルそのまま夜専門の医者の話、後者は医療が必要な患者の元に車で駆け付ける緊急救命室の話だ。
前者は言動からどうしても好きになれない医者が1名いたの(今も好きとは言い切れない)とドラマの話運びがどうも好きになれなくて、何度か見るのやめようと思ったドラマで、後者は最初からずっと好きで見ていて、そのまま好きでいたいけど最終回目前にして揺らぎつつあるドラマだ。
どちらも共通していることは、理想を目指して頑張ってるところだ。だけど、医療ドラマという「虚構の世界」と言えども「助からない命がある」ということをありありと見せてくる。
現実では全ての人が助かるなんて、もちろんありえないこと。でも、せめて虚構の世界の中だけでもとも思わなくもない。
でも、そうしてしまうとなんでもありになってしまうし、そんなドラマをそもそも望んでもいない。少なくともじぶんは。おそらく、見る側と同様に創る側も。
だけど、やっぱりつらい。特に先日のTOKYO MERはそう思った。でも、敢えてそうしたのだろう。まさかの人物が助けられなかったからだ。
だから、最終話がどうあろうと大きくのしかかる要因にならざるを得ないし、そこをどう締めくくるかでこのドラマのじぶんなりの「評価」(と言うとおこがましいから、「思い」と言ったほうがいいかもしれない)が決まってくると思う。
もちろん、今後時間を置いて見直した時もそうなるかは別問題として。
一方、NightDoctor。これはこれでつらかった。最初は特に見るのがしんどかった。ネットでよく見る感想としてはドラマ内の言葉遣いがどうとか、というのも多くみた。それもあるかもしれない。
それ以上にあるひとりの「使いものにならない」感がとてもイライラした。口だけは達者だけど、行動が全然ともなっていないこと。
だけど、じぶんは多分彼を見ているとまるでじぶんのように感じられたからいやだった部分もあったのかもしれない、と今は思っている。もちろん全く職は違うし、どう思われていたかなんて本当のところはわからないけどね。
ただ、今は彼も仕事上は成長してきてるみたいだからだいぶ見直してきた。(ちょっとくやしい)性格自体はあんまり変わらなくてそこはやっぱりイラッとするけど、まあよしとする。(何様)
あとはドラマとしても面白く見ることができてきている。特有のドラマ運びにも慣れたのかもしれない。最終回ががどうなるか、こちらは今からとても楽しみだ。(TOKYOMERはとても「楽しみ」とは言えない………)
うだうだ書いてきたけど、どちらも思う存分楽しんできたのでやっぱり少しさびしい。
でも、どんな結末になろうとしっかり見届けたいと思う。
現実の医療の現場にも感謝を向けながら。(ドラマ見ている時だけではないけども)
読んでくださってありがとうございました。