ドラマ「元彼の遺言状」【第1話感想】思った以上にミステリーだった
綾瀬はるか、大泉洋、生田斗真。これだけ役者が揃っただけでも見たいと思うが、実際に1話を見てみると更に続きが見たくなっていた。
「ミステリと言う勿れ」と同じ”月9”枠、この「元彼~」も原作のあるドラマだ。「ミステリ~」も原作ものだったが、ちらっとだけ耳にした声からすると原作ファンからしたら納得いくものではなかったらしい。じぶんは原作はまだ読んでないので純粋にドラマとして楽しんで見ていたが、あの終わり方だけは正直よくわからなかった。・・・と、このあたりは何かまた別のnoteに書こう。(今ここに書こうとしてしまった)今回も原作ものとはいえ、純粋にドラマとして楽しもうと思う。原作を読むとしてもドラマが終わったあとだ。
「元彼の遺言状」とタイトルにあるように「遺言状」と言えばミステリーによく出てくるアイテムだ。そして「元彼」がいわゆるお金持ちで、遺言状を発表したところ、親族がぎゃあぎゃあ言い出す。これもまたミステリーのお決まりみたいな展開だ。
だが、ただぎゃあぎゃあ言い出したわけじゃない。「僕を殺した犯人に全財産を相続する」(いろいろ分配したあとの残り全部)ときたもんだから、さあ大変。このあたりが普通のミステリーと違うところだ。
敏腕弁護士であるが、「お金にならないことはしない主義」の金の亡者でもある。そんな主人公の剣持麗子(綾瀬はるか)がこの話に乗らないわけがなかった。ただ、「犯人になる」のはこの話を持ってきた篠田敬太郎(大泉洋)だ。彼に相続させて分け前をもらうというわけだ。
この篠田。彼自身はかつて麗子とも面識があったというが、麗子は全く会ったこともなさそうな様子。「元彼」、森川栄治(生田斗真)が亡くなった時、別荘の管理人をしてたというが、どういった経緯で管理人になったかも今のところは詳しいことは何も分からない。個人的には一番不可解な人物だと思えて仕方がない。
それでも共に行動をしているうちに麗子は篠田とどこか打ち解けた様子を見せているが、本当はどこまで信頼しているのか気になるところだ。
そして、栄治にそっくりな兄・富治の存在も気になる。本当に兄の方なのだろうかとも考えてしまう。栄治が富治の「救世主ベイビー」というのも何かに繋がるのだろうか。
ほかにもクセのある人物が多くいるし、更に死人も出てきてしまっている。今後の展開がますます気になるところだ。ただ、今言うことではないが最後は納得いく形で終わらせてほしい。たとえ、シリーズ化していくとしても・・。
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