ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第二部 昭和編 2章【"ケツイ"感想】圭一の登場が嬉し過ぎる
平成は大変なことになったところで、昭和の一穂はこちらの雛見沢分校へ初登校。
沙都子のトラップに一穂がやられるのは、本編でも転校生の洗礼みたいなことだが、沙都子は普通に、いや、かなり辛辣に怒られてしまっていた。先生ではなく、魅音にだ。かつて見ていたようなふたりの関係とはどうも違うようだ。
さらに竜宮レナは性格や接し方はあまり変わらないが、本名の礼奈を名乗ってるし、梨花ちゃんがいない代わりに古手家当主になっている絢花さんは学校では孤立してる。その上、生徒もかなり少ないし、部活もない。
かと思えば、前の雛見沢では(詩音以外には?)存在さえないこととされてた悟史はこの雛見沢にはいる。「ひぐらし」としても、一穂たち3人のいた前の雛見沢と比べてさえも、なかなか奇妙な世界のようだ。
そして、一穂にさらに追い討ちをかける事実が分かってしまう。この世界には美雪も、そして奈央も存在していないことだった。前の雛見沢で一穂がそうであったように。
ただ、ひょんなことから「雛見沢症候群」はこの世界に存在するのを一穂が知ってからがターニングポイントになったようだ。
一穂に生活の世話とかよくはしてくれるけど、どこか怖い存在の絢花に思い切って「雛見沢症候群」について尋ねてみたこと。当然のように回答を拒絶されるかと思いきや、条件付きで話すと約束してくれたことがまずひとつ。
さらに、悟史たちに野球の応援にと誘われて行った先に、対戦チームの一員として前原圭一がいたこと。しかも、思い切って圭一本人に聞いてみると、前の世界にいたそのままの圭一だという。これはかなり大きい。
ひとりぼっちになってしまった一穂にも、ようやく光が見えたようで、ここまでストーリーを追ってきたこっちまで嬉しくなりら思わず泣きそうになってしまった。圭一の存在がそれほどまぶしく見えたところで、昭和編の2章が終わる。