旅写2024 敦賀
〈8月19日〉
氣比神宮
敦賀鉄道資料館
「欧亜国際連絡列車」が開業したのは明治45年。東京・新橋から金ヶ崎(敦賀港駅)まで直通で走り、敦賀港からは連絡船でウラジオストクへ。シベリア鉄道を経由してパリまでつながる列車です。1枚の切符で東京とパリを17日間で結んだといいます。
資料館には実物の信号機のほか鉄道模型や当時の敦賀港のジオラマ、時刻表などが展示されていました。
旧敦賀港駅ランプ小屋(金ヶ崎停車場ランプ小屋)
ランプ小屋は列車の灯火に使われるカンテラの燃料を保管するところ。敦賀ー長浜間に鉄道が敷設された明治15年に建設されました。赤レンガの趣のある造りは、旧長浜駅舎と並び国内最古の鉄道関連の建築物の一つ。
人道の港 敦賀ムゼウム
ムゼウムとはポーランド語で資料館の意味。敦賀港に上陸したポーランド孤児やユダヤ難民の苦難の歴史、敦賀との関わりなどを紹介しています。
敦賀赤レンガ倉庫
明治38年にアメリカの「ニューヨーク・スタンダード石油会社」が貯蔵庫として建設した倉庫。港町・敦賀を象徴する建築物の一つです。平成21年には国の登録有形文化財となりました。
敦賀市立博物館
大和田銀行本店本館として昭和2年に完成した建物です。敦賀の歴史・文化を伝える資料や美術工芸品などを展示。平成29年には国の重要文化財に指定されています。