鉄印帳の旅〈36〉会津鉄道/にゃんこが働く駅
会津高原尾瀬口駅(福島県南会津郡)– 西若松駅(福島県会津若松市)
営業距離 57.4km
会津高原尾瀬口を境に野岩鉄道から会津鉄道にバトンが渡ります。
奥深い山の中をしばらく走ると阿賀川沿いに開けた田園地帯が見えてきました。
鉄印の発行駅、会津田島で下車します。
ホームには「にゃん旅鉄道」のラッピング列車が停車中でした。
にゃん旅鉄道とは、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の「ねこ駅長」を主人公とした働くねこたちのお話だそうです。福島中央テレビが夕方の情報番組でミニコーナーとしてスタート。2022年には会津鉄道35周年記念としてラッピング列車が披露されたほか、劇場版も公開されています。今秋には劇場版の続編も予定されているそうですよ。地元では人気なんですね。
会津田島駅は南会津の中心となる駅で、この駅を境に西若松方面は非電化区間になります。
鉄印のほとんどは印刷されたシートを鉄印帳に貼るタイプですが、会津鉄道では直に記帳してくれました。
鉄印を手に入れて、向かうのは会津若松。
乗車したのはAIZUマウントエクスプレスです。鬼怒川温泉駅から会津若松駅までを運行する快速の気動車。東部・野岩・会津・JRと4つの鉄道事業者がつながります。
車内もそれなりに豪華で、快適でした。
阿賀川を臨みながらしばらく走ると、大川湖面橋が見えてきました。
ダム建設で水没する県道の代わりとして架けられた橋で、長さは425mあります。
会津田島を出発して約1時間で会津鉄道の終着、西若松駅に到着。
この後、プチ観光しましたが残念ながら天候は回復しませんでした。
最後に鶴ヶ城の勇姿を。