苦労編①病院の院長に直談判するも。。。
方向性(現在凍結している7つの胚盤胞を遺伝子検査に出し、希望性別の胚を移植する…!!)は決まったので、早速次男出産時にお世話になったクリニックを訪れました。
不妊治療の最後の砦と言われるだけあっていつも混んでいる某クリニック。。。忙しいのもあってか対応も事務的な感じが多く、診察もいつも淡々としていたので(アットホーム感皆無。。。汗)、恐る恐る院長先生との診察を待ちました。
院長「〇〇さんですね。次の移植をされたいということですか?」
私 「え。。。。あの。。。。(ビビッて言い出せない)」
院長「えー、今残っているのはこの胚でまた一番上のグレード4ABかな。
まず、これから移植していきます。前回は保険治療なかったけど今は保険もやってるけどどうする?ちなみに保険だと使える薬に制限があるから・・・・うんたらかんたら」
私 「(やばい、どんどん話が進んでる…)
あ、あの先生。すみません。移植する胚ってPTG-Aの検査をすること可能ですか?」
院長「できるけど、、、なんで?〇〇さんって流産の経験あるの?」
私「(あるんですが。。。そうではなく)
あの、私今2人子供がいるんですけど、どちらも男の子なんです。
小さいころからどうしても両性育ててみたいって想いがあって、もし遺伝子検査をして調べることが出来るならと思ったんです。」
院長「。。。。。(無言の圧)
それは日本ではできないよ、日本産婦人学会の指針に反しているし、そもそも妊娠できるだけで幸せなことでしょう?(少し呆れたようす)」
私「(すでに泣きそう)そうですか。。。分かりました。
ちなみに今凍結している胚盤胞を移送することは可能ですか?」
院長「。。。それは可能ですよ。引っ越しとかで海外に送る人もいるからね。ただ、一度移送した胚を例えば検査をしてまたうちに戻して移植することとかはできないからね。もし移植したいならその胚を受け入れてくれる病院をご自身で探してください。」
私「分かりました。。。有難うございます」
院長「移植どうする?」
私「ちょっと検討させてください。すみません。」
院長「あ、そうですか。はいじゃあ。」
(と言って、目の前に並べられていた薬をがさー!としまわれる。苦笑)
こうして診察室を出ました。
かなり大きな病院だし、第2子の時から事務的な対応だな…と思っていたのでやはりな、、、という気持ちでしたが、、、
「妊娠するだけで幸せなことでしょう?性別を選びたいなんて贅沢だ」と言われているようで悲しかったです(._.)
とりあえず移植することは一旦保留とし、他のクリニックにもあたってみることにしました。
① PTG-Aが出来るかどうか(性別判定含め)
② 他院からの胚を移送して、検査、移植まで引き受けてくれるかどうか
この2つをクリアする必要がありました。
(続きます)
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