IdeaPad Flex 5 Gen 8 コンバーチブル機能 レビュー
前回に引き続きIdeaPad Flex 5 Gen 8ノートパソコンのレビューを書き連ねていきたいと思います。
今回は、コンバーチブル機能(タッチスクリーン)周りの使い心地をまとめていきます。
↓前回の記事
コンバーチブル機能
〇意外と便利なテントモード
コンバーチブルノートPCといえば様々な形状に変形できて、場所を選ばずに使用できることが特徴かと思います。
ただ、私は使用するまではこう思っていました。テントモードなんか使わないだろう、と。
ヒンジに負荷がかかりそうだし、画面の角度もスタンドモードの方が柔軟に変えられるしメリット無いなと考えていました。
ただ、実際に使用してみると意外に使用道があることに気づきました。
例えば、ベッドの上でのごろ寝PCに最適。安定性も良く、給排気の邪魔もしにくい(排気口を塞ぎにくい)形状なので安心。
また、パソコンを置くスペースが限られた場所で、テントモードで置いて使用することも意外とありました。
机の奥行が足りない場合、テントモードでWEBサイトを表示させながらアナログのメモ帳を使用して仕事をしたりしました。
スタンドモードだとキーボード部分の大きさが置けるスペースが必要になるのですよね。
キーボードは文字入力だと便利ですが、パソコンを置くスペースが必要。
そこをコンバーチブル機能があれば柔軟に対応できて便利でした。
▲でも大金を出してまでコンバーチブル機能を求めるかは微妙
先程までと矛盾するかもしれませんが、コンバーチブル機能に期待しすぎない方が無難である事も記載していきます。
まずこのパソコンの場合、公称値1.55kgの重さがコンバーチブル機能をフル活用するときに邪魔になります。
スタンドモードやテントモードに変更する際に重くて面倒だな…と毎回思ったりしますし、キーボードを反対に折りたたむタブレットモードは本体が重すぎて持ちながらの使用に適していません。(+分厚いので持ちにくい)
タブレットモードは別途スタンド等を用意して、液晶タブレットのように使用したりする事が前提かなと思います。
また、WindowsのUIはタッチ操作に最適されているとは言いづらいので、スマホやタブレットの操作感を期待するとガッカリするかもしれません。
UIが小さいくて押しづらい(ウィンドウの×ボタンが押しづらい等)
時々バグる(タブレットモードでシャットダウンした後、再度使用するためにラップトップモードで起動するとトラックパッドが使用できなくなる等)
タッチに対応していないアプリには無力
このパソコンの場合、私は7万円程で購入できたので満足していますが、例えば10万円以上出してまでコンバーチブル機能のあるパソコンを選択するかは微妙なところです。
コンバーチブル機能にこだわらなければ、もっと安価で性能の良いものが買えますので…
そういう意味では、ある程度手ごろな価格でコンバーチブル機能(タッチ機能)が付属したこのパソコンは、入門にちょうど良いかと思いますので検討してみると良いかもしれません。
〇ソフトによってはコンバーチブル機能、タッチ機能を生かせる
私はPhotoshopを使用する機会があるのですが、そこでコンバーチブル機能(タッチ機能)を生かせます。
拡大縮小をタッチでした方が作業しやすく、選択範囲を取ったり・文字や画像を配置する作業もタッチスクリーンだと捗ります。
その他ソフトを使用していないので他の作業感は分かりませんが、画像編集についてはタッチスクリーンと相性が良いのかもしれません。
コンバーチブル機能もあれば液晶タブレットのように使用できて便利。
その場合キーボードを使用できない事も多いので、別途外付けキーボードや左手デバイスがあれば良いかと思います。お金はかかってしまいますが…
その他細かい感想
コンバーチブルする時壊しそうで怖い。乱雑に扱わなければ大丈夫だと思いますが…
テントモードにしたとき接地する箇所に緩衝材・滑り止めが無いので注意。私は滑り止めを貼って立てやすいようにしています。
スタンドモードの時にキーボードが直に接地するので気になるかも。
コンバーチブルした時にキーボードが底面になるので持ちにくい。自動でキーボードが反応しないようになってくれるのですが、それでもカチャカチャ押してしまって邪魔に感じる。
それでもコンバーチブルにできたり、画面をタッチできるのは便利。Let's noteSZ6も持ってるのですが、トラックパッドの感度がイマイチなので画面をタッチして操作したくなります。
実際に使用してみると気になる点もありますが、あれば便利なコンバーチブル機能。
普通のノートパソコンとは違った使い方できるのでおススメです。
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