コペンハーゲンへの誘い
デンマークと言えば、A. Jacobsen(1902-1971)、J. Utzon(1918-2008)の国というイメージじゃないかね?学生時代にB. Ingels(1974-)のBIGが出てくるまでは間の世代も含めて全く知らんかったけど、H. Larsen(1925-2013)や、Lundgaard & Tranberg、3XN、Cobe、JDSといった事務所の人たちが国内外で頑張っとるみたい。なので、最初は伝統建築とお爺ちゃん建築家と最近の外タレ的建築家の作品がぽつぽつあるくらいかと思っとったけど、グーグルマップ上で空中旅行しとる内に結構気になるスポットが沢山出てきました。
まず、コペンハーゲン自体はコペンハーゲン空港の北西8kmくらいの位置にあります。空港のあるアマ―島はコペンハーゲンのあるシェラン島と150m程の水道で隔たれとるけど、最初アップで地図を見とった時はてっきり川やと思っとった。日本やと屋島や関門海峡のようなイメージ。ちなみに、空港から東に電車で20分程、Dissing+Weitlingのオーレスン・リンク(2000)を渡るとCalatravaのターニング・トルソのあるスウェーデンのマルメに行けます。料金は¥1,600くらいやし入国審査は電車の中でパスポート見せるだけなので、最初からストックホルムに行くとかでなければ渡ってみるのも面白いかも。ターニング・トルソ自体は高層マンションやし、スカンジナビア半島内では一番高いビルらしいので空港から遠くに見るくらいでいいかも。空港自体も、LCC用ターミナルのCPH Go以外はV. Lauritzen(1894-1984)自身と、その事務所のVLAの設計やし、敷地南西に移築されたターミナル39
(1939)は、ラジオハウス(1941)と並ぶ代表作みたいなので、時間が許せば館内を歩き回ってもいいかも。ちなみに、Gebr. Heinemann RetailというターミナルBの中のショップはBIGがインテリアデザインを担当しとるみたいよ。
ということで、初日は地下鉄で13分ほど着くコンゲンス・ニュートー広場を中心とした旧市街を回るといいんじゃないでしょうか?そして2日目に南西の水道を挟んだアマ―島側エリアとシェラン島側のハウネスタッド地区、そこからさらに南のオーアスタッド地区の新興開発エリアを巡るといいと思う。ちなみに旧市街は半径1.5km圏内に収まるのでレンタサイクル使うとよさそう。個人的にはヒッピーが不法占拠してできたクリスチャニアって地域が気になってんよ。端の方にBIGのノマ(2018)ってレストランがあるので、ちょうどいい時間帯に通りかかったらそこでご飯食べるのいいかも。ハウネスタッド地区もMVRDVのジェミニ・レジデンス(2005)を中心に両岸合わせて1km圏内で、旧市街側から渡る際にはDissing+Weitlingのサイケルス・ランゲン(2016)もあってレンタサイクルが活躍しそうね。オーアスタッド地区もBIGの8ハウス(2010)を除けば南北に長くて幅500m、長さ1.5kmくらいの範囲に収まっとります。”YES IS MORE”(2009)の中でIngels自身がV棟の最上階に住んどると言っとったので、お部屋探ししてみるのもいいかもしれん。しかし、Ingelsは2006年までの初期作品では大概OMA時代の同僚のJ. De Smedt(1975-)と共同設計しとるのに、本でもHPでも申し訳程度にクレジットしとるだけで、どういうアイデアの分担があったとか全然記述されとらんし凄いイヤなやつかも。今振り返ってみると、この本では35個のプロジェクトが紹介されとるけど、実際には6作品しか実現しとらんので、アイデアの実を結ばせるのって大変よね。
それはいいとしても宿泊先は、旧市街南西端にあるJacobsenのSASロイヤル・ホテル(1960)はいかがでしょう?1泊約3万円するけど、このくらいの建造年代の建築物が日本ではどんどんなくなっていっとることを考えると一泊してみてもいいかも。オーアスタッド地区には3XNのACベラ・スカイ(2011、1泊約3万円)、Libeskindのキャビン・メトロ・ホテル(2011、1泊約1万5千円)とかもあります。市内での宿泊費が最安値で1万2千円(直近の土曜泊)くらいからなので、Libeskindのホテルはだいぶ低価格帯なんかも。
Jacobsenは10作品くらいがコペンハーゲン所在になっとるけど、市庁舎や町役場系が多いので、SASロイヤル・ホテル(1960)、デンマーク国立銀行(1970)、ステリング・ハウス(1937)を除けば旧市街からは最低でも10km以上離れとることが多くて見学コースに組み込みづらいと思う。ただベルビュー海水浴場というコンゲンス・ニュートー広場からやと地下鉄とバスを乗り継いで40分くらいかかるところに、ビーチの関連施設(1932)とベルビュー劇場(1936)とべラヴィスタ集合住宅(1934)の3つの初期作品が集まっとるところがあるので行ってみる価値はあるかも。そこから道沿いに2km程南に歩くとテキサコのガソリンスタンド(1936)ってすごく小さなかわいらしいガソリンスタンドもあんよ。2003年に改修されとるらしくて約90年前のガソリンスタンドが愛され続けとるってすごかよね。
J. Utzonはコペンハーゲン北部のPaustianハウス(1987)って家具店を除くとほとんど他市にしか建物がないけど、外観と内部空間のギャップを体験してみたいという意味ではバウスベア教会(1976)に行ってみたいかも。コンゲンス・ニュートー広場からやと地下鉄とバスを乗り継いで40分くらいかかるところにあんよ。ヘルシングエーアには自邸(1952)があって、近くにBIGのデンマーク海洋博物館(2013)、AARTのカルチャー・ヤード(2010)、ハムレットの舞台になった世界遺産のクロンボ―城(1585)があんよ。コンゲンス・ニュートー広場からやと地下鉄とバスを乗り継いで1時間半くらいみたい。
かつてアトリエ・ワンは”メイド・イン・トーキョー”(2001)の中でショッピングセンターと自動車教習所のハイブリッド建築を紹介しとったけど、その究極版がBIGのコペンヒル発電所(2017)やと思う。何しろ発電所とゲレンデがミックスされとるし、外部壁面に高さ85mのクライミングウォールまでついとる。今回の空中旅行で見つけたBIGの作品は、この発電所と港南リサイクルセンター(2010)でした。
もし時間があれば、空港のすぐ北に3XNの国立水族館(2013)も行ってみてほしいかな。日本近辺で北緯55度を越えると樺太島よりも北にあるってことなので、そういう高緯度の水族館にどんな海洋生物が展示されとるるのか凄く気になんよ。そこから700m程北へ行くと、White Arkitekterのカストラップ・シー・バス(2004)って海水浴施設があるんやけど、ぼくがもしデンマークに行けるんならここが一番立ち寄ってみたいかな。浜辺から見るたたずまいが凄く美しいと思う。
個人的には、どこが設計したかは分からんかったけどハンネマン通り南駐車場って立体駐車場が気になりました。中心部の下層から見上げたり、最上層から見下ろしたりするとすごくかっこよさそう。3XNの王立競技場(2017)のすぐ東側なので、もしBIGとJDSの初期の代表作のVM Houses(2006)や、Moutain Dwellings(2008)、競技場を合わせて見学するならついでに寄ってみてもらえると嬉しいです。ちなみに前述の8 Houseは予約制の見学会が開催されとるらしかよ。
海外の巨匠クラスだとZahaのオードロップゴー美術館(2005)と、Libeskindのデンマーク・ユダヤ博物館(2003)、OMAのデザイン・センター( 2018)があんよ。
コペンハーゲンからは離れてしまうし、建築本体がどうということはないんやけど、設計思想としてハッとさせられたのが、ケーエ港にあるDissing+Weitlingの歩行者、自転車用の橋(2017)やった。これはシーカヤックが大きい船と同じゲートを使う必要がないってコンセプトが事務所のHPに書いてあるけど、防波堤全体が受ける波の力を逃がす水門も兼ねとるので、発注者側に統合的な視点があることがあることが素敵よね。
余談やけども、グーグルマップの航空写真の更新が遅いのか、7年前に完成している建物とかの画像も建造途中の風景だったりして探す時に不安になると同時にちょっと面白かよ。ストリートビューやと今の風景を反映しとったりも。そう言えば、BIGにはGivskud動物園でZOOTOPIA(2013)ってプロジェクトがあって、発表された時はIさんと先越されたなぁ、って話しとったけど結局実現してはおらんのよね。プロトタイプが提示されるまでのダイアグラムとストーリーはワクワクさせられるんやけど、3Dモデルになった途端に少し違うなぁ、って感じがするので、まだ希望はあるんかも。動物園というビルディング・タイプの限界もあるかもしれんけど。その時の経験が生きてか、コペンハーゲン動物園内にはパンダ舎(2019)を設計できたみたい。しかし、今回初めてまともにBIGのプロジェクト全部見たけど、ダイジェストを読まんくても、ダイアグラム何枚かめくると大体やりたいことは分かるので、学生の時こういう風にプレゼンすべきやったなぁ、と反省しました。
最後に、ロンドンとコペンハーゲンは9月までは平均気温は2℃くらいの差やけど、10月以降は4℃前後に差が開くので寒さには気をつけて風邪ひかんよーにね。
行ってみたい場所Top 15
1.カストラップ・シー・バス(White Arkitekter, 2004)
2.コペンヒル発電所(BIG, 2017)
3.SASロイヤル・ホテル(Arne Jacobsen, 1960)
4.クリスチャニア(なし, 1971-)
5.シスターンス地下美術館(Max Seidenfaden, 1996)
6.デンマーク国立銀行(Arne Jacobsen, 1970)
7.グルントヴィ―クス教会(Klint父子, 1940)
8.バウスベア教会(Jørn Utzon, 1976)
9.ニューハウン(なし、1980-)
10.イスレブ教会(Exner夫妻, 1970)
11.デザイン・センター(OMA, 2018)
12.オードロップゴー美術館(Zaha Hadid, 2005)
13.ラジオハウス(Vilhelm Lauritzen, 1941)
14.デンマーク・ユダヤ博物館(Daniel Libeskind, 2003)
15.ルイジアナ近代美術館(Jorgen Bo, Vilhelm Wohlert,1958-1991)
事務所、個人名リスト
3XN:
Kim H. Nielsen、Lars F. Nielsen、Hans P. S. Nielsen主宰の設計事務所
AART:
Alexandra Hagen:アレクサンドラ・ハーゲン
Anders Holst Jensen:ハンドベル奏者とは別人
Arne Jacobsen(1902-1971):アルネ・ヤコブセン
デンマーク王立美術院卒。
Bart Brands(1962-):Bart BrandsBjarke Ingels(1974-):ビャルケ・インゲルス
デンマーク王立美術院卒。途中でカタルーニャ工科大学へ留学。OMA勤務 後、2006年まではDe SmedtとPLOTを共同主宰。
BIG(2005-):
Bjarke Ingels(1974-)主宰の設計事務所。スタッフは約600名。2010年以降はデンマーク国内よりもアメリカや中東、東南アジアの新興国でのプロジェクトが多い。NASAと火星に建設する研究所を共同開発したり、日本でも静岡県裾野市にトヨタのスマートシティを設計中だったり、だんだん近未来の会社に。
Bjarne Hammer(1955-):
Boje Lundgaard(1943-):デンマーク王立美術院卒。
C.F. Møller:Klaus Toustrup他11人で共同運営される組織設計事務所
Cobe(2006-):Dan Stubbergaard(1974-)主宰の設計事務所。スタッフは約150名。
Dan Stubbergaard(1974-):デンマーク王立美術院卒。
Hans Dissing(1926-1998):デンマーク王立美術院卒。
Dissing+Weitling(1971-):ディシング+ヴァイトリング
Hans DissingとOtto Weitlingによる設計事務所。2人ともJacobsenの下で働いとったみたい。橋やペデの設計が結構多い。高圧鉄塔(2018-)のデザインなんかも。オーレスン・リンク (2000)やベラ・センター(2000)みたいな国家規模のプロジェクトに関わっとることも多い。
E+N(1958):Inger A. ExnerとJohannes Exnerの夫婦によって設立された設計事務所
Erik Møller(1909-2002):エリック・メラ―
デンマーク王立美術院卒業後、Jacobsenの事務所勤務。オーフス市庁舎担当。
Finn Juhl(1912-1989):フィン・ユール
デンマーク王立美術院卒業後、VLA勤務。
Fogh&Følner(1976-):Johan H. FoghとPer Følnerによる設計事務所。スタッフは約20名。
GHB:ランドスケープデザイン事務所
Hall McNight(2003-):イギリスの設計事務所
Hans Jørgensen Wegner(1914-2007):ハンス・ヨルゲン・ウェグナー
家具デザイナー。兵役終了後にコペンハーゲン美術工芸学校卒業後、Jacobsenの事務所勤務。
Hans Peter Hagens(1963-):
デンマーク王立美術院卒。事務所のHPで旅のスケッチ公開しとる。
Hans P. S. Nielsen(1954-):ハンス・ニールセン
オーフス建築大学教授
Inger Augusta Exner(1926-):デンマーク王立美術院卒。
JDS:Julien De Smedt(1975-)主宰の設計事務所。
JJW(1986-):Anders H. Jensen, Peter H. Jørgensen, Kaj F. Wohlfeldtによる設計事務所
Johan Henrik Fogh(1947-):デンマーク王立美術院卒。
Johannes Exner(1926-2015):デンマーク王立美術院卒。
Johannes Molander Pedersen(1974-):
John F. Lassen(1953-):
Jonas Sangberg:
Jørn Utzon:ヨーン・ウッツォン
デンマーク王立美術院卒。
Julien De Smedt(1975-):ジュリアン・デ・スメド
ロンドン大学バートレット校卒業後OMA勤務。2006年まではIngelsとPLOTを共同主宰。
Kaare Klint(1888-1954):コーア・クリント
P. V. Jensen-Klintの息子。家具デザイナーでもある。父親の死後グルントヴィークス教会を完成。
Kaj Frederik Wohlfeldt:
Karres en Brands:Sylvia Karres、Bart Brandsによるランドスケープ・デザイン事務所
KHR:設計事務所。2014年からはLars KraghがCEO。スタッフは約60名。
Kim H. Nielsen(1954-):キム・ニールセン
オーフス建築大学卒。
Lars Bendrup:
Lars F. Nielsen(1951-):ラース・ニールセン、起業家とは別人。
Lauritz de Thurah(1706-1759):
Lene Tranberg(1956-):デンマーク王立美術院卒。
Lundgaard & Tranberg:ルンゴー&トランベア
Boje LundgaardとLene Tranbergが主宰する設計事務所
Max Seidenfaden(1947):現代美術家
Mia Baarup Tofte:
Monica von Schmalensee(1956-):
Morten Rask Gregersen(1974-):
Morten Schmidt(1956-)
Nicolai Eigtved(1701-1754):ニゴライ・アイクトヴィズ
NORD(2003-):
Morten R. Gregersen、Johannes M. Pedersen、Mia. Tofteの3人による設計事務所
Otto Weitling(1930-):オットー・ヴァイトリング
Peder Vilhelm Jensen-Klint(1853-1930):
ペーダー・ヴィルヘルム・イェンセン・クリント
Kaare Klintの父親。デンマーク王立美術院卒。
Per Følner(1945-):デンマーク王立美術院卒。
Peter Henning Jørgensen:
PLOT(2001-2006):
OMA時代の同僚だったB. IngelsとJ. De Smedtが共同主宰しとった設計事務所。2006年に解散し、それぞれBIGとJDSを主宰するようになる。
POLYFORM:Jonas SangbergとThomas Kockによる設計事務所。それぞれも個人事務所を運営。
SHL(1986-):シュミット・ハマー・ラッセン
Morten Schmidt、Bjarne Hammer、John F. Lassenの3人による設計事務所。コペンハーゲン、
オーフス、上海の3箇所に事務所を構える。
Søren Robert Lund(1962-):デンマーク王立美術院卒。代表作はアルケン近代美術館。
Stig L. Andersson(1957-):
ランドスケープ・デザイナー。デンマーク王立美術院卒。コペンハーゲン大学教授。オーフス建築
大学客員教授。
Sweco(1958-):北欧4カ国とドイツに事務所を構える組織設計事務所
Sylvia Karres(1956-):アムステルダム建築アカデミー卒。ランドスケープ・デザイナー
Thomas Kock:
TRANSFORM(2005-):Lars Bendrup率いるオーフスの設計事務所
Vilhelm Dahlerup(1836-1907):ヴィルヘルム・ダレロップ
Vilhelm Lauritzen(1894-1984):ヴィルヘルム・ラウリッツェン
デンマーク機能主義建築の先駆者のひとり。デンマーク王立美術院卒。
VLA(1922-):
1969年まではVilhelm Lauritzenが代表だったが現在は、Søren Daugbjerg(1950-)が代表を務める。
White Arkitekter:
スウェーデンの設計事務所。Monica von Schmalenseeが設立、2018年からはAlexandra HagenがCEO。スタッフは約90名。
参考文献
北欧建築ガイド 500の建築・都市空間(小泉隆+九州産業大学小泉隆研究室 ,2022)
おまけ
Aarhus:オーフス、デンマークで2番目に大きい都市
Amager:アマ―島
A/S=aktieselskab
公開有限会社らしいけど制度が違うのでいまいちよくわからんけど、デンマークの会社の末尾にはかなりの割合でついとる。
Bagsværd:バウスベア
Blåvand:ブラーバンド
Dortheavej:ドルテアベジ
Egedal :エーエダル
Esbjerg:エスビアウ、デンマークで5番目に大きい都市
Havnestad:ハウネスタッド、Havn(harbor)+stad(city)、港市
Hellerup:ヘレルプ
Helsingør:ヘルシングエーア
København:コペンハーゲン
køben(bargain)+havn(harbor)、商人の港。ドイツ語読み過ぎて、デンマーク語やとコブンハウにしか 聞こえん。
Køge:ケーエ
Kongens Nytorv:Kongens(king’s)+Ny(new)+torv(square)、コンゲンス・ニュートー広場
Malmö:マルメ、スウェーデンで3番目に大きい都市
Odense:オーデンセもしくはオーゼンセ、デンマークで3番目に大きい都市
Ordrupgaard:オードロップゴー
Ørestad:オーアスタッド、øre(鉱石)+stad(city)、宝市
Rødovre:ロドオウア
Sjælland:シェラン島、たぶん語意的にはシェ島島、高知県と島根県の中間くらいの大きさ。
Søholm:スーホルム
Søllerød:スレロツ
Sydhavn:シドハウン、Syd(south)+havn(harbor)、南港
Tirpitz:ティルピッツ、ドイツの豚の品種名でもある。
Tórshavn:トースハウン
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