No.261/今どきの若いやつは…という有害
2024.09.17
こんにちは、くのてつです。
昨日のnoteで今の子どもたちにフォーカスした自分の視点を書かせてもらいました。
その流れで今日は「今どきの若いやつは…」と言っている大人について、自分の視点を整理したいと思います。
自分は仕事現場で本当によくこんなワードを耳にします。
「Z世代は理解できない…」
だいたい30代以上の先輩社員が新入社員や若手世代と対面してこういう訳です。
疑問を呈してみても、「お前は普段接してないから分からないって」と反論されて、完全に自己正当化状態になります。
こう言っている方々のことが人間として嫌いという訳ではないのですが、一緒に働きたいとは思やないですね…残念ながら。
何が残念かと言うと、世間一般で語れるZ世代をはじめとする若い世代に対して、完全な偏見と先入観を持って見てしまっているからです。
もちろん本人方はこれに気づいていません。
自分たちが言っていること、視点が正しいと勘違いしています。
こうなっている方々に何を言っても聞き流されるので、意見、反論する場合は慎重にいった方がいいですね。
この点は置いておいて、本当に「今どきの若いやつ」はダメなのでしょうか。
自分は全くもって「ダメ」なんて思わないし、ZだろうがXだろうが、Yだろうが関係ありません。
人として日本人としてそれぞれの人生を生きていく訳ですがら、それ以上でもそれ以下でもない。
何をもって良い悪いと決め込んでいるのか…という話です。
ただ、もちろん違いはあります。
受けた教育環境が異なるし、それによって世代間での価値観も異なる訳なので、どんな世代にも違いはある訳です。
70代の方は60代の方をそうやって批判しただろうし、60代は50代を、50代は40代をってな具合でしょう。
実際自分も社会人になったばかりは、今どきの若いやつと括られました。
ちょっと気持ち入れて行動すれば、「猛烈社員でいいじゃん!」とか「昭和の働き方だな!」なんて褒められたものです。
そもそも、そこ価値観が遅れているのでは?と振り返ると感じますね。
よく聞く話の通り、「今どきの若いやつは…」って結局いつの時代にも、自己正当化したい先輩たちが必ず言うものだ、と理解しておくことが妥当なのかも知れませんね。
このような小さな変化は長い歴史で散々起こってきたはずです。
つまり、いつの時代も世代間ギャップが存在し、摩擦が生じることは必然である、ということではないでしょうか。
「今どきの若いやつは…」と言っているうちはまだまだ青く、それが自然なことだと受け止め向き合っていく。
これこそ、普遍的であり原理的な人の在り方ではないか…。
どんな世代でも良し悪しはあるんだから。
そう思う次第です。