20240424
最初のころはどうだったかを思い出したくて、1月の日記を読み返してみる。いまよりだいぶ恐る恐る書いている感じ。パーソナルな内容なのに、どこか「よそゆき」の顔をした文章。話題に取り上げる対象と自分自身のこと、両者の適切なバランスはどこかを探りながら、「エッセイ」としてもある程度は成り立つ読みものを目指していた。基本的にはいまもおなじ姿勢だけれど、日が経つにつれ、だんだんと自分という人間の「地金」が露呈してきている。それがいいことなのかどうかはわからない。文章が「うまく」なった気はしない。イラストの場合とおなじく、「うまくなる」ことに興味はない(20240117)。欲するものは、もっと別のところにある。
更新が追いつかなくなってきたとはいえ、毎日文章は書いている。がんばっていないつもりだったけれど、一歩引いて見返してみれば、がんばっているとしか思えない文章量。10万字以降は数えていない。他人がこんなことをしていたら、「気合いのかたまり」に思えるだろう。自分を許そう。もっと気楽に……というのが、僕はなかなかできない。肩の力を抜いて軽やかに書けている文章を読むと、自分の書いているものの重さがよくわかる。「これも個性!」だなんて簡単に割りきれるんだったら、そもそもそういう文章にはなっていない。あまりいい意味ではなく、体重が乗っかりすぎだ。
日中に気温が上がると、MacBook Proのファンが異様にまわる。いま使っている(この文章も書いている)メイン機を購入したのは、2018年の6月。使いはじめて、もうすぐ丸6年になる。すでに去年、「今年のうちに買い替えなきゃ」とは思っていたものの、引っ越しのほうを(金銭的にも時間的にも精神的にも)優先してしまったため、あとまわしになっていた。今年に入って、キーボードの調子が若干悪くなってきたこともあり、いよいよ真剣に検討する必要が出てきた。ただ、やたらに気が重い。もっとも大事な仕事道具なうえ、たいへんな出費になる。ぜったいに失敗したくない。データの移行が無事にできるか、心配でしかたない。でももう、さすがに踏みきらなければ。連休もあって、仕事も落ち着いている時期なんだし。5月の目標は、新しいMacBook Proの購入とセットアップの完了。ひとまず、これはマストでいこう。