[心理]病気で失うもの
メンタルの病気というのは、人生観を左右する。
メンタルに限らず、心身の不調は生き方を変える。
人間は考える葦とはよく言ったもので、考え方がその人の個性でありその人らしさである。
そこでその脳での病気というのは非常に大きな影響を生き方に与えるのは当然のことだろう。
骨折であれ、折れる前の骨の形状をそのままに回復することはない。
同様に、心理的不調からは、心理的に不可逆な傷がついてしまう。
その怖いところは、自分が自分であるというアイデンティティが変化するということだ。
その上に、外からはその変化が見えないし説明しても理解できない。具体的に見えないから想像すらできない。
実際になった友人の声を下に少し書いてみる。
「無茶をするアグレッシブさがなくなった。自他を客観的に捉える。」
そして自分を激しく揺さぶったのが、「”甘え”というレッテルを貼られることに慣れた」というのだ。
それに慣れたらだめだよ。
なにも悪い事してないし落ち度もないのに貶されてるんだよ?
怒っていいし、そんな心無いことを言う人の方がおかしい。
もちろん、自分を守るために、そんな人には近づかないことはノウハウかもしれない。
けど、そこまで失ってしまうのかと、泣いてしまった。
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