『妄想サスペンスネタ』ランジェリー殺人事件
(ちょっとこういう事もしてみたいなと思いまして…お付き合いくだされば。皆さんは、「警察官の設定」でお願いいたします🙇)
(妄想で、死体役には馬場ふみかさんに演じてもらっております)
某日、とあるマンションの一室で女性が死んでいると通報があった。
通報・発見者は会社の同僚であった。「鍵開けの」出勤予定日なのに、出社しておらず女性の自宅まで来てみたら……らしい。
早速部屋に入り、仏さんと対面する。
仏さんとなった彼女は、リビングの真ん中に、下着姿で、仰向けに、目を開けたまま、倒れていた。
鑑識さんの見立てでは、首を紐で絞められ…
もみ合い、必死の抵抗むなしく…とのことだ。
彼女に向かって手を合わせ、体を横向きに動かす。「まだ若いのに…可哀想に…」
隣で、老齢の刑事がボソッと呟く。
パタンと、彼女の手が床に落ちた。体はもう氷のように冷たくなっていたが、まだ硬直は進んでいないようだった。
この職業に勤めて長くはなるが、仏さんの顔をみるのは、今でも慣れることはない。表情から無念さや、これからもっと輝かしい人生を送ることができたことを思うと…
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