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死体役の「手の開き方」は「生卵型」がエロスを誘う? 死体役と「手」の関係性について考える
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このアカウントでは、「フェチズムの視点」からやられ役について語ったりしておりますが、今回は「絞殺死体役はエロスの源?」系シリーズで記事を書いてまいります。
今回は「死体役と手の関係性」について、フェチズムの視点から考えていきたいと思います。
死体役のイメージについて
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皆さんはパっと、死体役を頭の中で考えた時に、真っ先に浮かぶのは「死体役の方の表情」ではないか?
無念の表情を浮かべ…や、大きな瞳を虚ろに開けたまま…など、「死体役=死に顔」のイメージがあるのではないだろうか?
次に「死体役の斃れ方・恰好」ではないだろうか?
仰向けに万歳した姿で斃れてる…とか、ある程度死体役演出をかじると、表情の次に死体役の方の死んでる姿に、重きが置かれていくのではないか?(これは、私が情報屋やそういうニッチな趣味を持つ方、昔からフォローしてくださる方ならご存じですが、映画製作関係の方とお話したときに感じた見解です)
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大半の方は、この2つで「死体役」のイメージが終わってしまうのですが、敢えて私はもう一ひねりして「手」に注目していただきたいと思います。
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「手」…今まで死体役を見たり、ニッチな趣味を持つ方は語ったりすることは、少ないかもしれない。
「この作品の○○さんの目開けがよかったよ」や「○○の断末魔の叫び素敵」など、会話に上ることはあるかもしれない(特殊な方ですね)が、「手」について話に上がらなかったかもしれない。
だが、私はあえて「手」が死体役を語るうえで【重要】で、【エロスを誘う大事な事】であると考える
死体役と「手」
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↑の写真をご覧いただきたい。
素敵な目開け絶命の死体役を演じてる女優さんである。そして、彼女の「手」に注目してほしい。
グーでもなくパーでもない…。このどちらともいえない「手の形」に何故か私は「エロス」を感じてしまう。
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「死体役」は「力尽きて(自分の力では)二度と動くことはない」設定の為、「ぐったりしてる感」・「自身の力がないため、動く(動かされる)際は、相手に全てを任せる」状態を維持しないといけない。
また、体の筋肉の特徴として、原則「手」はグーとパーの中間あたりが、一番筋肉の楽な状態らしい(そういうの詳しい人から聞いた話)
それをふまえて、「死体役を演じるうえでの原則」を「手」に当てはめてみよう。
まずグー✊
「息絶える前に何かを握った」演出以外だと、ほぼない演出である。まず、グー自体「手に力が入ってる」ので、「死体役の無念さ」をだす場合、あまり当てはまらない(「強い執念・手の中に握ったものに対する思い→ストーリーで大事な演出がある」の様に、手の中にあるものが話の肝になるのなら、グーになりやすい)
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次にパー✋
うつ伏せで死体役を演じる時に、この手の形が比較的多い。(倒れるシーンも一緒にある時が多く、ドサッと倒れるため、安全に絶命演技をするためには仕方ないのだが…)
パー自体が「指先までピンとまっすぐしてる=筋肉を使ってる」状態の為、「死体役の無念さ」を出す場合に当てはまらない(死体役を使って、犯人役が自分に捜査の手が及ばないようにする「ミスリード」演出が、例外としてある)
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「生卵を持ってるような開き方」が「エロス」を誘う
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ここまで、グーとパーの「手の開き方」について私個人の見解から語ってきたが、私がおもう「エロスを誘う」どちらともいえない「手の開き方」…(便宜上「生卵型」とするが)。
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「生卵型」…。その開き方について語っていく。
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「生卵型🥚」 いかにも「やられちゃった感」の出る「手の開き方」である。
仰向け絶命の役と、横たわり絶命の役の際に比較的多くこの「生卵型」が見られる傾向にある。
グーでもパーでもない、どっちつかずの開き方であり、その中途半端な開き方からエロスを誘う。
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「生卵型🥚」も細かく分ける(自分調べ)と、「親指も含め、5本とも少し曲げる」方と「親指を除いた4本を少し曲げる方」の2通りあり、指の曲げ方も、「包み込むような優しい曲げ方」と、「もう🥚割れてませんか!?」タイプがあるのだが、ここではあえて1つのくくりとしてまとめる。
それでは少し「生卵型絶命」の画像をご覧いただきたい
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ここまで、「生卵型🥚」の手の開き方の絶命シーンを見てきたが、どうだっただろうか?
少しはエロスを感じただろうか?
「手」は、顔や姿、斃れ方と違い、中々注目が行きにくいところであるため、初めて注目した方はエロスを感じにくかったかもしれない。
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ただ「目開け絶命」の演出でない場合、「やられ役のやられちゃった感」がマシマシになるのに、一役を買ってるのは「手」であることは、私は強く主張しておく
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「うつ伏せ絶命演出」と「生卵型」は、相性が悪い…?
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少し前に、「うつ伏せ絶命の演出」では、「パー✋」で斃れてる事が多いと記載した。
理由としては、「ドサッとうつ伏せに倒れるシーンが、直前にある」からと書いた。
「そんなバカな!?」と思う人も多いかもしれないが、私が持つ資料を参考に「うつ伏せ絶命」の死体役演出における「生卵型絶命」を見てみよう
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ここまで、「うつ伏せ絶命と生卵型絶命」についてまとめてみた。中々資料を探してみたが、「うつ伏せ絶命演出の際に手すら映らない」場合の演出もあり、探すのが大変だった。
「手すら映らない」例が以下の通り
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こんな感じで「やられ役」と「手」の関係性において、「生卵型」以前に中々「手自体が映らない&ボヤかされてよく見えない」事が分かっただろうか?
貴重な「生卵型うつ伏せ絶命」
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↑の画像の様に、もう「うつ伏せ絶命」で「生卵型の手」をしてくれる人は、とっても貴重でレアなのだ!!しかも、私が持ってる「生卵型うつ伏せ絶命」はあともう一人しかいない…
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そのもう一人というのは…
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朝倉あきさんになる
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そんな彼女が「うつ伏せ絶命」で「生卵型の手」を披露したのが…ガリレオである
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右手はあまりの痛みに、力込めた「グー型」であるのがよく分かるが、注目すべきは左手!!
美しい「生卵型」の手である!!!
綺麗な女優さんが演じる「死」というモノの表現力には、目を見張るものがある。
最後に
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ここまで「死体役と手」の関係性から、「エロスを誘う」のではないかと記事を書いていき、「うつ伏せ絶命」で「生卵型」にはお目に中々かかれないなど…色々書いてきた。
ここまで読んできた皆さんは、どう感じたのか?
私は分からないが、これからもこの様な「ニッチな趣味を持つ方の、更に奥深くに眠ってるであろうエロスをくすぐる」題材を取り上げて書いていきたいと思う。
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