レビュー「米津玄師/vivi」「愛してる」と言えない僕の不器用な”愛”。
(※このレビューはあくまでも個人の感想(および妄想含む)です。)
これを書いている最中にシフトキーがぶっ壊れた。
そんなことはどうでもいいとして、、、いや、良くないけど(笑)
viviのレビューは過去記事で2つほど書きました。
今回も気づいたことなど。
※ハンプティダンプティみたいな「僕」のことを、ここでは便宜上「ロボ」として書いています。
ロボはviviに「愛してる」を言えたのか
私は、言えなかったんじゃないかなと思う。
「それでも何も言えない僕だ」
「さよならだけが僕らの愛だ」
こんなところから、結局は言えなかったんだと思う。
言えないけど、
ロボは繰り返し「愛してる」と歌って、
心の中で「愛してる」と叫んで、
手紙で「愛してる」と書いたんだと思う。
不器用な”愛”のカタチとは
こじつけかもしれないけれど、私が思う、ロボの秘めた「愛」は何だったのか。
こちらのサイトも参考にしつつ
英語を拾ってみてみると…
(太字に注目)
苛立って投げ出した言葉:Words I spout while irritated
嘘くさくなって:they smell like lies
バイバイしなくちゃいけない僕だ:I'm going to have to say bye-bye
一つも書くことなどないんだ:I couldn't write a single word
でもどうして 言葉にしたくなって:But why is it that way when it comes to words?
鉛みたいな嘘に変えてまで:Why do they turn to lead-like lies?
行方のない鳥になってまで(汚してしまうのか):Why do they turn to aimless birds?
飛ぶカリブー:a caribou flies(またはflying through the sky)
泣いてるように:it seems I'm crying
さよならだけが僕らの愛だ:I love you,Vivi, But all our love is, is a goodbye...
(私=I は多数用いられているため、一部省略)
太字はすべて ai(アイ)と発音するもの。
ロボはこんなにたくさんの "ai = 愛” を秘めていたんです。
(翻訳によっても変わるけれどね…)
また、歌詞の中には無いけれど、MVの始まり〜17秒くらいまでの間に点滅する花が目のように見えることと、特徴的なロボの目(eye)にもaiが含まれている。
そして、ロボはAI(artifícial intélligence)だから、愛そのもの(なのかな!?)。
おまけ
「さよならだけが僕らの愛だ」
という歌詞が
「さよならだけが僕らの間」にも聞こえた。
ロボとviviの間にあるものが「さよなら(goodbye)」だけ。
「さよなら」でつながっているけれど、それはつながっていないということ。
goodbyeの中に愛を込めてお別れをする。
その歌詞が最後に来るなんてさ。
切ないね。
他のレビューはこちら。