崩壊の一途を辿っていく日産自動車の行く末は!?
またも不正が発覚!!
先日、世間を揺るがすかのような内容をある週刊誌が報じたのです。
日産自動車経営陣による府政疑惑が「またか?」と思うように、あきれるような感じを受けたのを覚えるぐらいでした。
前社長の不正資金問題が発覚して、逮捕されるような形で地位を奪われてしまったのを尻目に、現社長にも不正資金の流動が見られたと情報が錯綜したのです。
その問題というのは、日産自動車社長西川氏における不正にかさ上げされて株式連動型報酬を受領した問題が発覚し、西川氏の経営責任を問われています。
前社長の不正と向き合ってきた経営陣が同じことを繰り返したのか?
これまで、前会長カルロス・ゴーン被告による不正を長年にわたり見逃してきており、経営トップとしての資質を疑問視されることが根強くなっていたのです。
そのため、昨年11月に日産は、ゴーン被告における巨額の役員報酬を有価証券報告書に記載していなかったと不祥事が判明し、社内での経営を立て直すべく調査および後任選定作業などを進められています。
そこで、西川広人氏に白羽の矢が立ったのです。
しかし、立て直すどころか無資格者による完成検査実施などの不正が発覚したりと、経営は悪化をたどる一方となり、そこにきての西川氏の不祥事になりました。
西川氏の不正とは?
文芸春秋が今年6月に発売した月刊誌にて、西川氏が株価に連動して報酬を受け取る権利の行使日をずらして、本来受け取る金額より4700万円多く受け取っていたと疑惑を報じられたのです。
西川氏は、記者団に対して「本来のルールと違う形をとっていた」と釈明すると同時に、差額を変換する意向を示しました。
しかし、疑いが晴れることなく疑念の目を向けられ、西川氏によって行使日の変更をしたのではないかと問われ、「全くしていない」と関与を否定しています。
だが、火のないところに煙は立たずというように、世間でも信用を失う形となり、日産自動車の経営は一段と混乱の一途を歩むこととなり、経営の立て直しを再度行うことになってしまったのです。
西川氏においては、社内でも責任論を考えるように「風当たりが強まり」、今後の動向が注目となっています。
9月9日の取締役会において、西川氏は9月16日をもって退任すると発表されてのです。
このように、悪い流れがあるままにトカゲのしっぽ切りみたいな経営陣たちがいる日産自動車は、果たして経営の立て直しができるのでしょうか?
疑問に思うばかりの発表ばかりで、筆者自身あきれています。
トップクラスの技術を持っていても、経営で足を引っ張る形で技術者を放出するのではないかと、危機感を感じているのでしょうか?
このように感じている人は多くおり、日産自動車が崩壊していく状況を目のあたりにするのでしょう。
どんな経営陣になり、どんな経営方針になるのか、また、ルノーとの関係はどうなるのか注目したいですね。
今後の日産自動車の動向を見ていきましょう。