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新たなI.D.コンセプト・シリーズが市販車に!!
3列で7人乗り電動車とは?
フォルクスワーゲンが、新たなるI.D.コンセプト・シリーズから、「Roomzz(ルームズ)」を上海モーターショーに出品前に、記者発表した模様です。
市販化モデルは、コンセプト・モデルと同等のサイズや形状であり、2021年にデビューする予定となっています。
フォルクスワーゲン社は、2020年代後半にはEVのリーディングメーカーを目指しており、重要な鍵を握っているI.D.クロスの量産仕様が発表を控えているのです。
Roomzzは、I.D.クロスより上のクラスとなります。
Roomzzの最大のポイントは、市販車であるトゥアレグよりも、広い車内空間となっているのです。
車体構造では、次世代EVプラットフォームである「MEB」を採用し、I.D.クロスより192mm長くて、I.D.バズより135mm短い、ホイールベースを2965mmとしています。外観では、水平のイルミネーションが特徴なフロントフェイスで、ヘッドライトの縁まで続いており、車体のワイド感を強調しているのです。
そのうえ、VWのエンブレムが点灯するようになっており、法規が許す市場には、オプションとして設定される見込みとされています。
内装などはどんな感じ!?
I.D.ルームズ・コンセプトのボディには、サイドミラーが存在しておらず、代わりに前席ドア部の前端部に、控えめなアームとともにカメラを設置しているのです。
この車は、フロントドアは前方に、リアドアは後方にスライドし、ドア開口部はというと、ピラーレスの大きな空間になります。
また、ルーフに、2基のライダーユニットを設置しており、レベル4の自動運転システムを構成され、サイド・ウインドウは、ほぼ面一に仕上げられていて、最新EVの特徴だと思われるのです。
内装には、フォルクスワーゲンが手掛ける、先進運転支援機能のショールームのようだと、評されています。
ステアリングホイールは、デジタル表示型とされ、完全自動運転モードを選択した際には、ダッシュボード内に収納ができ、ステアリングホイールの姿を消すことができるのです。
また、13.8インチのデジタルメーターを備え、ARヘッドアップディスプレイを装備し、コンセプトカーのシートは、独立4座となっていますが、市販仕様では、最大3列シートの7人掛けになる見込みとなっています。
スペックなど重要部分は如何に?
I.D.ルームズ・コンセプトの駆動力には、すでに発表されていますI.D.ビジョンと、同じであるエレクトリック・ドライブトレインを採用されているのです。
スペックは以下の通りとなっています。
システム最高出力:306ps
前モーター最高出力:102ps
後モーター最高出力:204ps
システム最大トルク:45.7kg-m
前モーター最大トルク:14.2kg-m
後モーター最大トルク:31.5kg-m
ドライブモードによって、後輪駆動もでき、AWDにもできると変更することが可能であり、0-100km/h加速は6.6秒で、最高速度は180km/hと発表されています。
気になるバッテリー関係はというと、バッテリー容量は82kWhであり、フラットなフロアの内部に設置しており、これこそがMEBプラットフォームの真価であると言われているのです。
航続可能距離は、フル充電のWLTPモードで450km走行可能であり、150kWの急速充電システムを使用して、80%までの充電で、およそ30分要するだけと画期的であります。
こんな電動自動車を、待っていた人が多いと思いますので、今後のフォルクスワーゲンの動向を注目しましょう。