ホンダも7月にフルモデルチェンジするN-WGNを先行公開に
前N-WGNの面影なしに
ホンダは、7月にフルモデルチェンジする「N-WGN」「N-WGNカスタム」に関する情報を、ホンダのウェブサイトで先行公開しています。
今回のフルモデルチェンジでは、日常的に車を運転する人に向け、あらゆるシーンでの必要な安全性能や使い勝手を追及しているのです。
そのうえ、普段の生活になじみや親しみやすさのあるデザインを採用しています。
N-WGNの登場は2013年11月にホンダの軽自動車群の「Nシリーズ」でハイトワゴンとして現行モデルが発売され、今回、5年8か月ぶりに全面改良して、2代目モデルを投入するのです。
そのNシリーズの主力モデルである「N-BOX」も17年に全面改良する際、「Nのある豊かな生活、N for Life」をキャッチフレーズにして、各モデルの特徴を活かしながら暮らしに密着した軽自動車を買い手に対して欲求しています。
18年には「N-VAN」も投入しており、全面改良するN-WGNは新シリーズ第3弾となるのです。
現行モデルと同様に、通常モデルとスタイリッシュで上級な「N-WGN Custom」(カスタム)の2タイプを揃えています。
公開された先行パンフレットなどの情報によると、「通勤・通学や買い物といったあらゆるシーンで快適に使うために必要な安全性能や使い勝手を追求した」と訴えているのです。
新型N-WGNのホンダセンシングの機能一覧は?
安全運転支援システム「ホンダセンシング」においては、標準装備となり、ホンダの軽として初めて、渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズコントロール)を適用します。
また、バックでの駐車をサポートするパーキングセンサーシステムもホンダの軽で初めて標準装備しているのです。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付きACC
・LKAS(車線維持支援システム)
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
さらには、運転席に、ホンダの軽で初となるテレスコピック/チルトステアリング機構を標準装備します。
また、運転席のシートリフトについては調整幅が50mmに広がったことも明らかになっているのです。
・テレスコピック調整幅:30mm
・チルト調整幅:30mm
・シートリフト調整幅:50mm
さまざまな体格の人達が、最適な運転姿勢を確保できるように配慮されています。
カスタムにはこんな顔も持ち合わせている
新型N-WGNの低床化された荷室は、重い荷物や高さのある荷物を載せやすく、備え付けのボードを使えば上下2段に積み分けが可能であり、積み下ろしの利便性を高めているのです。
今回公開された情報で、荷室が
・2段ラックモード
・ローフロアモード
・ビッグラゲッジモード
といったアレンジに対応することが確認できます。
標準モデルのエクステリアデザインは、円形状のヘッドライトと張りのある面で親しみやすさを表現する一方、N-WGNカスタムでは、N-WGNの基本的なデザインを前モデルのやり方などをそのまま受け継ぎながらもスクエアを基調にした佇まいで力強さや上質感が表現されているのです。
新型N-WGNは先行予約の受付けを開始していますが、正式発表は夏(7月)の予定になっています。
ファンの方には待ち遠しいと思いますが、もうすぐ夏なので期待して待ちましょう。