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「ありえない」という意味持つ「アスファネ・ディエチ・ディエチ」はどんな車?
ミニ四駆を彷彿としたハイパーカーが登場に
デザインを見ると、ミニ四駆を彷彿させるかのような車が発売されます。
ミニ四駆にはまっている方には、心をくすぐられるようなデザインなのです。
そんな車を作り上げたのは、創立して間もないイタリアの自動車メーカーのFVフランジベントであり、初めて車を発売します。
その車は、ハイパーカー「アスファネ・ディエチ・ディエチ」の生産プロトタイプを、5月30日に公開する予定です。
性能に関する詳しい数字は明らかにされおらず、FVフランジベントによると、そのハイブリッド・パワートレインは、ターボ付きガソリン・エンジンと2基の電気モーターを組み合わせています。
車名が「ありえない」という意味だが車としては・・・!?
この車のコンセプトのスケッチは、現実離れした感じの物を公開しているのです。
そんな車名にもいくつかの意味が込められています。
「アスファネ」とは、ピエモンテ地方の方言であり、「ありえない」という意味なのです。
まるでFVフランジベントが、このコンセプトを現実的に市販化することは不可能であると暗示している科のように思えます。
「ディエチ・ディエチ」は、単にイタリア語で「10・10」という数字であり、このハイブリッド・パワートレインが発生する最高出力を表しているのです。
もし、実現するのであれば、メルセデス-AMG ワンに迫るパワーとなり、アストン マーティン・ヴァルキリーのシステム総合最高出力1176psにはおよばないと言われています。
あえて全てがイタリア製のプラットフォームに 拘ったのか?
FVフランジベントが、初めてコンセプトを、2016年のトリノ・モーターショーにて、公開したのです。
その時には、「オール・イタリア製プラットフォームに搭載された高性能ハイブリッドと電動パワーユニットの予兆」と説明されています。
そんな、FVフランジベントは、2015年にイタリアのモンカリエリで創業かいしされたのです。
その際、企業家のパオロ・マンチーニとジョルジオ・ピロロによって設立され、カルロ・ピロロから財政的支援を受けています。
また、このFVフランジベントは、ピレリやスパルコ、ブレンボ、OZレーシングなど、イタリアの自動車部品会社と強いつながりがあり、トリノの国立自動車博物館で公開された後に、アスファネ・ディエチ・ディエチは、6月2日の日曜日に、イタリアの共和国記念日を記念し、モンテカルロにあるイタリア大使館で姿を見せる予定になっているのです。
こんな、創業間もない企業が、メルセデスやアストンマーチンと肩を並べようと、かなりの努力されています。
今後の動向に期待しながら、注目しましょう。