VWトゥアレグは羊の皮を被った狼なのか!?
VWトゥアレグがモーターショーで初披露!!
フォルクスワーゲンは、3月5日より開催のジュネーブモーターショー2019にて、新型「トゥアレグ 」V8 TDI」の新開発ディーゼルエンジン搭載した車を初公開しました。
このトゥアレグは、フォルクスワーゲンブランドの最上級SUVとなっているのです。
今回、初公開したものが、3世代目となり、プレミアムクラスSUVの頂点を目指して開発されました。
2代目でも、課題となっていた車重量を新型は、さらなる軽量化を追求し、先代モデル比で、最大106kgの軽量化を果したのです。
これは、車両全体の48%にも及ぶアルミ素材を導入した効果と見られます。
先代と新型はどれだけ違う?
では、この車の外観から見ていきましょう。
フロント部分では、大型のフロントメッキグリルを採用していたり、最新技術が導入されたLEDヘッドライトやリアには、流れるシーケンシャルウインカーを採用されているのです。
ボディサイズでは、先代より新型は拡大しているのが、見てわかります。
ワイドにしたうえに、ロング化されたボディのおかげで、室内空間が広がったことが実感できるのです。
室内空間が広がったことで、荷室容量も、先代の697リットルから810リットルになりました。
SUVでは珍しい、オプションでの電動トノカバーが選択できます。
羊の皮を被った狼の真意は如何に??
発売当初は、欧州向けのパワートレインを2種類のV型6気筒ディーゼル(最大出力は231psと286ps)を用意していました。
そして遅れて、最大出力340psのV型6気筒ガソリンが設定されたのです。
では、今回ジュネーブモーターショー2019で初公開される、新開発ディーゼルに視点を向けてみましょう。
この新しいV型8気筒ターボディーゼルエンジンは、4.0リットルの排気量であり、最大出力421psに最大トルク91.8kgmを発生させます。
このようなスペックは、現行フォルクスワーゲン車で最強となったのです。
フォルクスワーゲンからすると、スーパーカーに匹敵するぐらいの91.8kgmという強力なトルクのおかげで、0~100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮させます。
この性能だけをみると、確かにスーパーカーにしか思えませんが、間違いなくSUVなのです。
今後は、各メーカーにおいてもトゥアレグ並みのSUVが、開発されて世に出てくるのではないでしょうか?
楽しみに動向を見守っていきましょう。