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前オットの話②

元オットがいなくなって一番大変だったのは、
義両親への対応でした。
わたしが悪いと散々怒鳴り、元オットの荷物を
急に取りに来たり、親戚に嘘をついてわたしを
悪者にしたり。
荷物を取りに来たのは失踪してすぐだったので、
本当は渡したくなかった。
泣きながら箱詰めした記憶しかありません。
この件以来、わたしは義両親と連絡を取っていません。
裁判で離婚をする時にわたしの両親が義両親へ連絡しましたが、「死んだものと思っているから勝手にしろ」と言われたので、離婚成立したことも報告していません。

失踪から10年後、警察から捜索願を継続するか確認の連絡があったので、取り下げて一区切りとしました。
この10年間、知らない番号から電話があると
「もしかして」と思いながら電話を取り、身元不明のご遺体のニュースがあると調べたり、ずっと頭の片隅には元オットがいました。
元オットへの恨みなんて全くありません。
でも、おきたことがあまりにも現実離れしていて、結婚していたことも夢だったんじゃないかと思うくらい、あまり記憶がありません。

友達から「神様は乗り越えられる試練しか与えない
」と言われましたが、周りの方々の協力があり、
なんとか乗り越えることができました。
元オットがいなくなって良かったことをあげると
したら、義両親との縁が切れたこと、周囲の暖かさに気づけたことかもしれません。

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