19の決断
19の春 甥っ子は親元を離れ社宅ではあるけれど
一人暮らしを始めた。甥っ子は大工さんになりたいと幼い頃から言っていた。その思いは変わらなかったようで今は見習いとして働き出し実家を出てもう半年になる。頼もしくなった甥っ子がお盆には帰ると聞いて甥っ子の事を書いてみたくなった
姉はシングルマザーで甥っ子が1歳の頃から育ててきた。そんな姉を遠目で見ながら感じた様子
一人息子
ひとりで育てた甘ったれ
19の旅立ち
背中が少し大きくなった
尽くしても 尽くしても
尽くし足らず
母の愛は暴走中
それでも旅立つその日まで
せっせと作るお弁当
頑張れ 一言 背中で涙
19の春
息子にとっての分岐点
母にとっても分岐点
選んだ道は険しいだろが
選んだ意思はまっすくだった
母は一旦立ち止まり
あの子のただいま待ちわびる
結婚して5年目に不妊治療を得てやっと授かったのに何故?破天荒の姉だから、ここまで来るとあっぱれと言いたい。そして姉は泣き言ひとつ言わず甥っ子を育てた。私から見ても甘ったれだった甥っ子がまさか親元を離れるとは思わなかった。でも自分の意思で幼い頃からの夢を叶えようとしている甥っ子に会える日を私も今から楽しみにしている。
今年の5月に二十歳を迎えた甥っ子
お姉ちゃん ここまで立派に育てて来たね!
本当に尊敬します。
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