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えっ?私が犯罪者?~実際にあった話・前編~
これは実際にあった話である
今から2年半ほど前に、実際私の身に起きた話だ。
私は個人事業主として私用電話の他に、お問い合わせ専用の携帯電話を持っている。
ただ、残念ながらこの電話に、問い合わせが来るほどの人気者ではなく、着信はほとんどない。
ある日、別宅(2拠点生活者なので)で、この電話に着信があったことを確認した。
「えっ?今イベント告知も何もしていないのに着信とは!まさか、新規の顧客候補??」
ドキドキしながら留守番電話を確認する。
留守番電話の内容とは
「留守番電話サービスです」
のアナウンスの後、流れてきたメッセージは…
「私、○○警察署捜査一課の▲▲です…」
「はいぃぃぃ????」
一瞬で頭が混乱した。続けて流れてきたメッセージは…
「■■さん(私の名字)にお聞きしたいことがありますので、折り返し私の携帯×××-××××-××××か、○○署(一応こちらの電話番号も言っていた)に電話をください」
「えぇぇぇっ?????」
捜査一課?何だ?私何かしたか??いや、都内の繁華街が管轄の警察署だから、息子か娘が何か巻き込まれたのか?
いやいや、二人はこの番号は知らないはず…
あ、イベントのチラシを見てのいたずらか?
そこで私は、留守番電話にあった、警察署の電話番号を検索する…間違いない該当警察署の代表番号だ。
そうだ、この名前の刑事が、存在しないのでは?
そう思った私は、まず警察署に電話した。
「はい、○○警察署です」
「あの~捜査一課の▲▲さんから、折り返し電話が欲しいと言われたのですが…」
「少々お待ちください………今、捜査にに出ていますね~」
あ、ちゃんと存在する人なんだ…
これを確認できたので、携帯電話に掛けてみることにしたのである。
念のため子ども達に確認する
警察に疑われる覚えがないので、その刑事の携帯に連絡する前に、LINEで子ども達に「何か思い当たる節はないか」聞いてみた。
子ども達は私の仕事用電話番号の知らないので、疑っている訳ではないが、万が一何かに巻き込まれていて、言い出せないケースも考えられるからだ。
しかし、二人の返信は
「えーっ、知らない~」
である。
だよね~
二人の安否確認もでき安心したところで、刑事の携帯に連絡することにした。
私に電話が来た理由
「ああ!■■さん!」
電話に出るなり、返ってきた言葉だ。
なに?なに?
これでまた、ビビった私。
「実は、ある事件の捜査をしていたら、この電話番号が関係していることが分かったので、連絡しました」
「はいぃぃ~~~????」
もう、何が何だか分からなくなってきた。
そしてその後私は、刑事の言葉を落ち着いて聞く事に努めるのに必死だった。
―つづく―
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