『褒める会』を開催!その効果とは
イベント運営アドバイス先施設の、イベント担当スタッフの皆様へ実施
この施設は大がかりなイベントを、スタッフの皆さんが日頃の業務をこなしながら、企画運営を行っていらっしゃいます。
イベントの準備が滞ったり、連絡がうまく行かなかったりすると、どうしても風通しが悪くなってしまい、相手を批判するようになっていました。
また、イベント担当の方と、担当外の方との隔たりも感じられて、苦労してイベントを行っても、イベント自体の”効果”を、感じられずにいたのです。
そこで、イベント担当リーダーと相談をし、スタッフ同士の絆を深める手段として『褒める会』を実施しました。
『褒める会』の内容
参加くださった皆さんに、自己紹介カードに趣味や特技など記入してもらいます。
その後2人ひと組になって自己紹介カードを交換し、1人3分ずつ相手を褒めます。
褒める際のルールは
・自己紹介カードに書かれていることを基に、褒めるようにすること。
・内容が足りないようならば、相手に質問をしても良い。
・褒められる側は、質問された事には答えても良いが、褒められた事を否定せず、素直に受け止めること。
とします。
1人が3分褒めたら、それぞれ
・褒めた側は、誰に何を褒めたのか。
・褒められた側は、誰に何を褒められたのか。
を、メモしてもらいました。
次に交代をして、同じ事を繰り返すのです。
褒めることで、相手の良さを知る。褒められることで、気づかなかった自分を知る
メンバーを入れ替え、何組か行ったところで、褒められた(褒めた)メモを参考に、参加した感想を伺いました。
・自分が当たり前にやっていたことが、褒められるとは思わなかった。
・仕事以外の話をしたことで、仲間の新たな一面を知ることができた。
・普段、頑張っている人に「頑張っているね」と声を掛けたかったが、なかなかできずにいたので、良い機会だった。3分では時間が足りない!
そんな、感想をいただいたのです。
知らなかった同僚の一面を知ることで、きっと親近感を持つようになると、考えます。
ちなみに、褒めた後に記入してもらったメモは、今後自分が何を褒められたかなどを、見返してもらうために、持ち帰ってもらいました。
この取り組みを行って、慣れないことで疲れた反面、皆さん笑顔だったのが印象的でした。
この取り組みを簡素化して、日常に取り入れたい
日常業務では、同僚に向き合うことが難しいようですが、毎日少しでもこういった時間を持つことで、仕事でつまずいた時に、悩みを打ち明けられる存在、絆が生まれるのではないでしょうか。
日常に上手くこの取り組みを取り入れて、絆を深めていけたらと、考えているところです。
イベントが円滑に進み、施設の活性化に繋がるものとなるには、スタッフの強い絆とそれに伴う笑顔が、いちばんの基礎ではないかと思っています。
イベント運営のアドバイスいたします
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