埼玉県民の川越2泊3日旅~ゲストハウス『ちゃぶだい(Chabudai)』~
初めての川越観光
生まれも育ちも埼玉県民の私が、今回初めて川越に滞在し観光をしてみた。
最初に言ってしまうが、この旅は単なる観光では無く、沢山のつながりももたらしてくれた。
それを、紹介していこうと思う。
川越には、幾度となく仕事では訪れたことはあるが、ほぼ駅周辺にしか行った事が無く、『小江戸川越』と言われるエリアには、今回初めて行くこととなった。
よく、TVで紹介されているが、どうせあの町並みはほんの一角だろうと、訪れる前は軽く見ていた。
小江戸川越に向かう
駅前は、地方の繁華街と言った雰囲気。
居酒屋チェーン店が、結構多いイメージ。
その通りを、進んで行くと住宅街に…
それをさらに進んで行く…
急に、街の雰囲気が変わった!
この写真は翌朝撮影したが、実際はすでに薄暗い時間だった。
それでも、急に町並みが変わったのが分かる。
散策したいところだが、既に日没となっていたので、宿泊先のゲストハウスに向かう事にした。
川越のゲストハウス『ちゃぶだい(Chabudai)』
この旅の宿は、ゲストハウスちゃぶだい(Chabudai)。
旧肥料問屋を改装したゲストハウス
ちゃぶだい入り口
このゲストハウスは、MIXドミトリー8ベッド、女子ドミトリー4ベッド、個室1室。
女子ドミトリー
パブリックスペースには、シャワー、ミニキッチン、冷蔵庫がある。
無線LANももちろん完備。
このスペースが、共有ラウンジ
中庭にあるウッドデッキで、のんびり寛ぐことができる。
PCを開くのもよし!
気持ちよく作業ができそう!
風の少ない日は、タープを張ってくれる。
外の空気に触れながらのビールも、美味しそう♪
ちゃぶだいには、美味しく楽しい空間が!
入り口入った土間は、昼間カフェ、夜はBARとなる。
カフェタイムには、サンドイッチやスコーン、コーヒーなどが用意され、静かな雰囲気だ。
丁寧に入れるコーヒーで、ホッと一息
そんな静かな空間が、夜には賑やかになる。
コータBAR開店!
コータBARは日曜日~火曜日開店。
先ずは、COEDOビールで乾杯!
コータさんが作るおつまみが絶品なのだ!
唐揚げが、外はカリッ!中はホクホク♪
きのこの出汁煮浸しも、優しい味!
実は、このプレート本当は別メニューだったのが、お客さんのリクエストで、急遽セットで出されたもの。
美味しくて、完全に胃袋掴まれた(笑)
アボカド・トマトのカプレーゼも、箸が止まらない美味しさ。
お酒やお料理の美味しさはもちろん、このBARには地元の方が、続々と集まってくる。
宿泊者ラウンジから、BARを撮影したが、この日、3連休最終日にも関わらず、障子に隠れた土間の部分にも、お客さんがいて満席だった。
地元に愛されている場所なのだと、感じる一コマだ。
スタッフから、街のお勧め店を紹介してもらっていたにも関わらず、2日とも夜はここで過ごした。
地元の方と、いつの間にか話していて、すっかり自分の故郷に帰ってきて、旧友と語らっているような気分だった。
この二晩で、沢山の方とSNSの交換をし、再会を誓ったのである。
中庭には、何故か眼鏡屋が…
さて、このゲストハウスちゃぶだいの中庭には、洒落た離れがある。
実はこれ、眼鏡屋。
店内は、オーダーするためのサンプルが複数置かれていて、実際にかけながら、フレームの素材、形、色を選べる。
そして、頭の形を計測して、そのひとにピッタリの眼鏡をこの店内工房で作る。
マイスターの澤口さんの話が面白く、つい聞き入ってしまい、店内の写真を撮らせてもらうのを忘れてしまった…
そして色々話を聞くうちに、自分も眼鏡を作ってもらいたくなり、オーダーすることにした。
まだ、試作でも作ったことのないという、色の素材でオーダー。
手作りのため、4ヶ月ほどかかるそうだ。
決して安くはないが、ちょうど、2020年を迎えた頃に出来上がる予定と思うと、来年に向けて気合いが入る。
来年の正月頃、受け取りのために、また『ちゃぶだい』に宿泊しなくては!
今から楽しみだ。
『ちゃぶだい』の土間に置かれた、『澤口眼鏡舎』の看板
この通路を抜けると、眼鏡屋のある中庭に出られる
ゲストハウス『ちゃぶだい(Chabudai)』は、川越のゲストハウス先駆け
このゲストハウス『ちゃぶだい』は、川越祭りの会所となっている場所と聞いた。
それだけ、古くから地元に愛されてきた場所なのだろう。
毎週土曜日朝は、ヨガが行われている
毎月最終日曜日は、マルシェも開かれるとか。
私の滞在中も、この空間を使ってイベントを行いたいと、企画を持ってきた方がいらしていた。
私も、この土間でパフォーマンスをしてみたいと思った。
何か企画を持ち込んでみよう。
入り口の看板裏を見ると、しっかり『ちゃぶだい』だった
間もなく、近隣に新たなゲストハウスがOPENするそうだ。
そちらは、古民家ではないが空き家をリノベーションしたものとか。
そのリノベーションに、ちゃぶだいスタッフの方が、参加されているのだそう。
そんな、共に街を盛り上げる仲間同士のつながりが、川越ゲストハウス先駆けとも言える、この『ちゃぶだい』を中心として、発展していくのであろう。
人が集まるゲストハウス『ちゃぶだい』。
宿泊だけで無い、様々な魅力を感じに、いちど訪れてみてはいかがだろうか。
次回は、川越散策記をお伝えする。