"MLB umpire Pat Hoberg disciplined for violating gambling rules"

今回はこちらの記事について。

MLBの現役審判がMLBのルールに反して賭博の疑いがあるとして調査を受けているとの報道。

またMLBで賭博のニュースかというのが最初の印象です。今シーズン開幕直後の某二刀流プレーヤーの通訳を務める水原氏の賭博及び窃盗問題(こちらはそもそも違法)、それから元パイレーツのMarcanoの賭博問題(こちらはMLBのルールに違反、かつ自身が関与する試合にかけていたとして永久追放処分。同じタイミングで他の選手もMLBより処分を受けている。)に続く形です。

ちなみに、37歳のこの審判は2022年のワールドシリーズ第二戦で球審を務め、パーフェクトスコア(ストライク・ボールの判定を全て正確にコールすること)を達成しています。(横道にそれますが、このような名誉のある記録もMLB全球場に導入されているホークアイのおかげです。)

MLBと賭博の話に戻りますが、MLBとしては選手のMLBへの賭博に関する制限や厳罰化等を進め、クリーンなスポーツをアピールし、人気再燃を推し進めてきておりました。一方で、大きな収益をもたらすスポーツベッティング業界とは仲良くしている印象があります。現地の中継でもスポーツ賭博業者の広告は一般的です。レッドソックスの本拠地であるフェンフェイパークの名物であるグリーンモンスターの中心にはMGM Resorts(大手オンラインスポーツ賭博プラットフォームのBET MGMを運営)、そしてセンターよりの客席の上にはDraft Kings(大手オンラインスポーツ賭博プラットフォーマー業者)の広告がでかでかとあります。

The Athleticの記事より

日本でも公営ギャンブルについてオンラインでも楽しめるようになっております。やはり、日本でもスポーツギャンブル市場の拡大は続きそうですね。

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