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FB 10枚レコード8枚目

今日は日本のモノで
空っぽの世界 by ジャックス

68年頃は日本語で面白いのが多く出てきた。はっぴいえんど、岡林信康、フォーククルセイダーズと迷ったが、ジャックスにした。
1968年3月に神戸で高石ともやが「アングラ音楽祭」だったかを開いた。岡林、中川五郎、フォークル、5つの赤い風船なんかと見たのがこれ。フォークと言うよりは、演歌色のあるサイケっぽい感じだった。多分直前にラジオで聴いていたかもしれない。最初聴いたときには、日本にこんなバンドがあったのか、だった。東京では、フォークに入れてくれない、とか言ってたが、関西の方が自由でやりやすかったんだろう。同じ年に札幌でまた見て、私には珍しくファンクラブに入った。会員証の代わりが「ジャックスの鐘」という鐘だった。送ってくる会員ニュースには、アンチ森山良子っぽい記事が多かったような気がする。一時、岡林がロックをやったときには、はっぴいえんどをバックに付けたが、ジャックスを辞めた早川義夫がプロデュースだったかもしれない。早川義夫はその後、川崎で古本屋をやったりして音楽界から離れていたが、1990年代から音楽をやっていたようだ。一時は、元四人囃子の佐久間正英と組んでたようだが、今はどうなっているのか。

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