面接官にウケるのは完璧さよりも可愛げ
就活の面接に臨む学生さんは、減点されないようスキを作らずに完璧な感じに武装してアピールせねばと気負いがちです。
就活の面接が、いかにも仕事できそうな雰囲気を出してる大人から根掘り葉掘り聞かれて、値踏みをされるような構造を作ってしまってるとも思うので、その気持ちも痛いほど分かります…
しかし、日本の新卒採用はまだ就業経験のない学生さんを採用するポテンシャル採用です。
面接で話す内容が成功体験ばかりで一見スキがなさそうな学生さんは優秀そうだなと感じる一方で、
「あまり本音が見えない」
「弱みを見せることが苦手そう」
「プライドが高いのかもしれない」
という印象を感じてしまうこともあります。
多くの企業が採用したいのは、今時点で完璧そうに見える人ではなく、今は荒削りだとしても入社後に色々なことを吸収し、一緒に成長してくれそうな人のはずです。
学生時代の話をするときも、盛大に失敗してしまったエピソードや、過去の恥ずかしい自分を包み隠さず話してくれるような方は、汚点を晒してるように見えて実はその素直さや可愛げがポテンシャルを想起させます。
もし完璧さを意識して気負ってしまっている方は、ぜひ可愛げを意識して見てください。