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実用的な英語って何?

「実用的な英語」って何でしょう?

「英語は英語だろ」と言われればそうなのですが、最近思うところがありまして、少し考えてみようかなと。

TOEICスコアが高いことの意味

TOEICの点数は高ければ高いほどいいと一般的には考えられています。果たして本当にそうでしょうか?

TOEICスコアが高いことの意味って何だと思いますか?

自分は「対応力」だと思っています。言い換えるとスコアが高ければ高いほど、対応出来る英語のレベルが広い。

自分はTOEIC900点超えています。トランプ大統領の演説はほぼ聞き取れますし、同じくトランプ大統領のTweetの意味も理解できます。もちろんネイティブの中学生が話す英語も聞き取れます。

「英語レベルの幅」に興味がある方にはぜひ試してもらいたいのですが、"Flowers for Algernon" 「アルジャーノンに花束を」を英語で読んでみてください。どこまでついていけますか?

ネタばれになるといけないので詳しくは書きませんが、中盤の論文のような英語を辞書無しで読みこなすのは私も無理です。

「英語ってこんなにレベルの幅があるんだ」と新たな発見がありますので、力試しには面白いと思いますよ。

他人の英語をレベルが高いだの低いだの言うのは失礼だと思いますが、TOEICの点数が高ければ対応できる英語レベルも広いと考えて差し支えないと思います。

相手のレベルに合わせる必要性

私は海外営業をやっています。お客さんはネイティブ相手の方が少ないです。むしろ英語が得意ではない相手の方が多いです。

ですので、常に気を付けていることがあります。

「中学生でもわかる英語で説明すること」

これって、世の中の英語学習において重要視されることってほとんどないんですよね、不思議なことに。

"I don't know how to appreciate your extraordinal endorsement to the start up of the new project, which assisted our company's unexpected growth in last fiscal year."

適当に書いてみましたが、自分でも何言ってるのかよくわからないです。こんなメールが来ても困りませんか?

"Thank you for your support."

これで良くないですか?言いたいことは先程の文章とほぼ同じです。

相手のレベルに合わせる。レベルが高い人ほど難しく感じるのかもしれませんが、これを忘れてはいけないと思います。

相手に伝わる英語が「実用的」な英語

英語を使う目的は、自分の意思を相手に伝えることです。それ以上でもそれ以下でもありません。

ですので、「しっかり相手に伝えられる英語」こそが「実用的」な英語だと思うのです。

どんなに「レベルの高い英語」でも、相手に伝わらなければ意味がありません。

相手のことを考え、相手にとってわかりやすい英語こそが「実用的な英語」だと思うのです。

皆さん、どう思われますか?

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くにを@海外営業 x 英語 x 日々思う事
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