明日が来るとは限らない
学生の頃からずっと、明日が来るとは限らないと思っていました。元々将来に希望なんか持っていなかったせいもありますが、世の中の多くの人は、どうして明日もあたり前に来ると思っているのでしょう?
コロナ騒動の真っ最中だから言うわけではありませんが、明日があたり前に来る保証なんてないです。明日どころか、1時間後だってちゃんと来るかどうかわからないです。
多くの人が無意識に信じていて、私が一番違和感を感じるのが、このイメージです。
いい大学に入って、大企業に就職して、年々給料が上がっていくことが人生の理想の姿、みたいなイメージ。言い換えると、終身雇用制への洗脳。だから、会社を辞めるな。ドロップアウトしたら人生終わり。
無意識のうちに、何となく人生ってそんなものだと思い込んでいませんか?
だけど、そんな時代、とっくに終わったでしょう?いつまで戦後を生きているんですか?
私は会社を辞めて、フリーライターというよくわからない事をやっています。周りの人は大体上の図のイメージが頭にあるので、仲の良い人は心配してくれ、そうでない人は露骨に見下してきます。
何なんでしょうね、あれ。そんなこと言われても聞き流しているだけなので、私としては全く気になりませんが。
じゃあどうなんだと言われると、私が考えるのはこんなイメージです。
「今」「ここに」「在る」。それだけ。
それ以外にどう表現していいのか、わかりません。
頑張ったからと言って、明日が来るとも限らないし、将来は必ず良くなるとも限らないのです。
ですが、「今」「ここに」「在る」。これだけは確かなことです。だったら、今できることをやる以外に、私たちに出来ることはありません。
これは、厳しい現実です。明日やればいいや、とか、まあ何とかなるだろう、って甘えを許してくれません。ですが、それが現実なので仕方ありませんし、本来そういうものなのではないでしょうか?
明日がくるとは限りません。将来良くなる保証もありません。だから、今を一生懸命生きるしかないと思うのです。