Dance Macabre : 死の舞踏
Dance Macabre : 死の舞踏
中世ヨーロッパで広がった思想の一つに “Dance Macabre” と言うものがあります。
「死者と生者の舞踏行列」などと訳されますが、高貴な者も下賤の者も、富める者も貧しいものも、「死」の前では平等だと言う考え方です。
共同墓地や教会などに、様々な人々、国王・教皇・騎士・市民(ブルジョア)・商人・農民・若者などが死へと誘われる様を描いた壁画や版画が飾られ、その前でキリスト教の説法が行われたようです。
ヨーロッパでは1348年