セッションに参加する時に

皆さんこんばんは。真夏の猛暑が続いてますがいかがお過ごしでしょうか。
本日はセッションに参加する時に気を付けたいことをあげていきたいと思います。ただし、この考えかたはあくまでも自分の意見ですので、100%正しいかどうかはわかりませんが。

セッションとはなにか

セッションとはお客様参加型のイベントで、皆さんがプレイヤーになって演奏をするイベントのことをいいます。
また、ミュージシャンがバンドではなく、その場ではじめて集まって演奏をするライブも、セッションライブと言ったりしますが、今回は『お客様参加型』のセッションについて書いております。

どんな形があるか

おおきく分けて、『エントリー制』と『ジャム』セッションにわかれます。エントリー制とは事前に曲をリクエストし、その曲を演奏したい人が立候補(エントリー)し、パートが埋まれば成立、当日演奏となります。
ジャムセッションとは、事前に決めたものをやるのではなく、その場で曲を決めて演奏する形になります。この場合、ホストミュージシャンがいて、揃わないパートなどを穴埋めして曲を演奏します。

ジャムセッションについて

今回はこのジャムセッションについて書いていこうと思います。特にジャムセッションの場合その場で曲を決めるので、楽譜が用意されていたり、ジャズなどの場合は『黒本』と呼ばれるスタンダードの曲の楽譜を利用することが多いです。譜面という地図をみながら、皆さんで『せーのーで』演奏する訳ですから、なかなか譜面がないと成立しないこともありますね。どうしてもやりたい曲がある場合は『譜面』を用意しておきましょう。
この場合、それぞれのパートの分もあわせて四部ほど用意されるのが良いと思います。ボーカルの方は、ご自身のキーでの譜面を用意されるのが普通ですね。

譜面での注意

譜面は、バンドスコアはだめです。枚数が多くなりめくらないとだめなのでA4二枚かA3見開き一枚のものがよいでしょう。
たまにタブ譜面をもってくるかたがいますが、だめです。ほかの方はそれをみても演奏できません。ちゃんとした譜面が望ましいです。メロディーがかいてあり、コードが書かれているもの。キメがある場合はそれがわかるように書いてるものがよいです。リードシートといいます。ドラム用のものやベース用の譜面ではないものです。歌詞は書いてなくて構いませんが、メロディーは音符で書いてるのがよいです。

譜面がない場合

譜面がない場合、やりたい曲があってもほかのパートの方が知らなければ演奏することはできません。なので、どうしてもやりたい曲がある場合は譜面を用意しましょう。

なんでもいいですよ

なにかやりたいのありますか?といわれ、なんでもいいですと答える方が結構多いです。なんでもいいと答えるからには、当然曲は決まって伝えられます。そのときに、それは知りません、とか、できませんという人がたまにいます。マナーとしてなんでもいいと言う場合は何を言われても出来ないとおかしなことになります。
出来ないと言う場合はご自身でやれる曲をつたえましょう。また、譜面があればなんでもいいです、ということもあります。これはなんでもやるので譜面はください、ということ。譜面があれば当然やれます。

回りの人にあわせる

セッションはオープンマイクと違い、各パートの人と、よろしくお願いします!と言うことで演奏をするわけです。1人でカラオケにあわせてやるわけではありません。勘違いをして、独りよがりな演奏をする方がたまにいます。自分がきもよくやりたいだけのひと。そういう人は、カラオケボックスでひとりで音源にあわせてやることをおすすめします。または、オープンマイクやほかのパートさんは全てホストのメンバーにしてもらい、思う存分好きなことをやらせてもらってください。ほかの方にたいして失礼ですし、迷惑になります。
まずは、ほかの人の演奏にあわせる、音を聴くことが重要です。それが出来ない人はセッションには向かないと思います。

ホストの仕切りに任せる

あとは、基本的にホストさんの仕切りに任せます。勝手にステージに上がったり、やりたいからとステージいくのはやめましょう。呼ばれたら行く、ということです。
この曲やりたい方いますか?と聞かれたらてをあげればいいですが、基本的には進行は全てホストさんがしきっています。順番が入れ替わったりとかもあります。それは、ほかのメンバーとの、力量などを半単して上手く曲が成立するように回しているので、次は俺では!?とかはありません。順番通りに回さないこともありますので、そこはそのセッション、ホストさんの仕切りに任せましょう。

なんでもやりたいは、、

ギタリストなのにドラムをやりたい、ベースをやりたいとかほかのパートをやりたがる方もいます。本業以外のパートをやりたいのもわかります。ただ、あなたのやりたいことをやるための場ではないということを理解してください。
そのパートの方が、いないなら構いませんがいる場合はその方の演奏機会をあなたが奪うことになります。できるだけご自身の専門パートで演奏されるのがいいと思います。このような場合、回りの方が迷惑になるケースが多いです。これも、ホストさんに決めてもらえばいいですが、そのパートの方の演奏が一回ぶんなくなるというのは間違いありません。

みんなでやっている

セッションは、あなたひとりの場所ではありません。ほかのパートの方も集まり、みんなで曲を演奏するのです。自分のやりたいことをやる、自分が気持ち良く演奏するためにきてる、という方は、バックの方を雇ってご自身で仕切ってされるのがいいと思います。
ほかの方々がいてみんなで演奏する。ということを忘れないでください。

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