クリックをどう使うか

よくドラマーさんの間でも話題に出る「クリック」

打ち込みと同期でライブなどをするときは必ず必要になりますよね。その時にはなしに出てくるのが、使わない派の「人間味がなくなる」「ノリがでない」「グルーヴしない」というご意見。打ち込みのドラムを聞くと、まあ、そういう意見が出るのもよくわかります。

しかし、本当にそうでしょうか。

レコーディングするとき、クリックあります。また、大きなコンサート等の場合、現場では当たり前のように使われております。

そんなとき、ノリが悪くなってるでしょうか?

全くそんなことはないですよね。

ドラマーとして仕事をしてる人は普通にクリック聞いて演奏出来ます。クリックがあるからとおかしくなったりはしません。

何が違うんでしょうか。

みんな「聞こうとしてない」

自分のテンポ感、自分の体の中で鳴らす「インナークリック」と、耳から聞こえてくるクリックを「同期」させると言えばいいでしょうか。その音を聞いてそこに合わせに行くのではなく、その音と自分の「インナークリック」を連動させる感覚ですね。体で感じて、一体になってる感じかな。

そんな感じでやってみてはどうでしょうか。カウベルがなってるバンドの時きくというより、自分のリズムと同期してる感じでとらえますよね。

きっとクリックがあってもなくてものりは変わらず、いい演奏が出来るようになると思います。

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