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所感、諸々。22

1987年『塀の中の懲りない面々』という

小説がブレイクしました

映画化もされました

テレビで引っぱりだこになっていた著者である

安部譲二さん

子供ゴコロにも、ユニークなおじさんだなぁと

思っていました

(今、母と同い年だったことを知る😵)

その安部さんのように

塀の中の様子を実況しているブログがあって

更新も頻繁なので、チェックしている

塀の中からブログを更新できる

というのも今どき当たり前なことなのか

不思議ではあるのだけど

中野信子さんの著者で

『人は、なぜ他人を許せないのか?』

ワタシも書店で見かけて

氣になっていた本を紹介していた

ネタバレが嫌な方は、見ない方がいいかもです

彼が心に留めた箇所から

思い浮かんだことがある

以下、引用

 次に触れたいのが「多様性を狭めた集団は

滅亡に向かう」というくだりで語られていた

引用 終わり


集団が滅ぶ、という事から思い出されたこと

ネアンデルタール人やクロマニヨン人が

どう生活し、なぜ滅んでしまったのか

それは、住んでいた場所の気候や

そこに連なる植生や共存する動物達も

深く関わりがある

ワタシが子供の頃に教わったのは

ネアンデルタール人が進化して

クロマニヨン人になった

というような話しだったと記憶しているけど

今はネアンデルタール人が滅んで

クロマニヨン人が生き残った

という説が出てきているらしい

ワタシが仕入れた知識では

クロマニヨン人は多様性を認め

コミュニティを拡げた

対して、ネアンデルタール人は

家内制手工業のような生活をしていて

ファミリーの結束が高く、部外者の侵入を

阻んだせいで滅んでしまったのだろう

という説

確かに、生物の交配という点で

血が濃くなる、近親交配は良くないとの説もある

そうすると、人間以外の自然界に生きる動物達は

巣立った後に、テリトリー外で出会った同種が

血縁であるのかどうかを、どうやって

確認しているのだろうか?

人間だって、子供の頃に引き離された兄妹が

大人になって恋に落ちた、なんて事柄

小説になったり、映画になったり

ということは、事実でも起こるから

じゃないのだろうか


何事も、決めつけてはいけない

だけど、真実を知りたいと思うのも世の常

その中で、揺らがない自分を創るのは

大変ですね

誰しもが、幸せを願って生きていて

自分だけじゃなく、他者も同じように

幸せを願う権利があり

誰かから搾取したり、貶めたりすることで

その幸せを確立するなんてことは

もってのほかなのです

これは決して綺麗事なんかでは、ありません

皆が、意識の中に少しずつでも

自分のココロの光として、光明として持ち

自分の尊厳と、相手への尊重を持てば

叶うものなんです

これは宗教に依るものでも、なんでもないんです

人間が意識を持ち、考え、言葉を持ったからこそ

こうして誰かへ、紡ぎたくなる氣持ちなのです






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