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【受賞】第10回糸賀一雄記念未来賞
令和6年11月16日(土)、くにたち夢ファームJikkaは、「第10回糸賀一雄記念未来賞」を受賞し、Jikka責任者・遠藤良子が、滋賀県近江八幡市で開かれた授賞式に出席いたしました。
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糸賀一雄記念賞・記念未来賞とは
この賞は、戦後の障害福祉の草創期に故・糸賀一雄氏を中心として立ち上がった近江学園創立50周年の節目に、その思想と取り組みを新しくとらえ直し次世代につなごうと「公営財団法人 糸賀一雄記念財団」によって設立されました。
この財団は、障害福祉の分野で顕著な活躍をしている者の表彰を中心として、障害者の福祉の向上のための啓発・研修、調査・研究等の諸事業を行っている団体です。
現代社会においては、物質的な豊かさと福祉制度の充実とが複雑に絡み合いながら、さまざまな「不均等」が問題視されています。その中で、社会的に低位にある人たちが「生きる価値がない」と判断されてしまい、残酷な事件や日常的な差別・偏見等の事態を巻き起こしています。
糸賀一雄氏の理念として残された、障害のある人もない人も互いにその人らしさを認め合いながら共に生きる社会の実現を目指し、活動されています。
評価された Jikkaの取り組み
くにたち夢ファームJikkaは、DV被害者、貧困による生活困窮者、シングルマザー、高齢単身者、精神障害を抱える人、家に居場所がない若年者、外国籍の人など…社会構造による困難や生きづらさを抱える女性と子どもたちを対象に支援活動を行っています。相談支援事業、広報啓発事業、居場所事業などのほか、国立市との官民協働、近隣の諸機関との補完的・有機的な連携にも力を入れています。
こうした活動を通し、当事者女性たちがシェルターやコミュニティ・生活の場所で自立し主体的に生きていく未来を支えています。
以下、糸賀一雄記念財団による評価コメントです。
女性支援新法が施行され、「女性の福祉」、「人権の尊重・擁護」「ジェンダー平等」といった視点から、困難な問題を抱える女性のニーズに応じた本人本位の切れ目のない包括的な支援がますます重要となるが、行政や関係団体等との良好な連携のもと、各々の役割を有機的に結びつけるスキームを構築するなど、傑出した取り組みをしており、今後ますますの活躍が望まれるとして、糸賀一雄記念未来賞の受賞となりました。
表彰後、Jikkaの遠藤が「女性支援とは」というタイトルで受賞記念スピーチを行いました。
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今回、福祉領域において大変名誉ある賞を受賞させていただきました。今後とも、この賞に値する取り組みを継続してまいります。
くにたち夢ファームJikkaはDVや虐待などの被害者、生活困窮者など女性支援を行うNPOです。
ウェブサイト:https://www.jikka-yume.com/
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