モラハラを男女の脳の違いで分析する
※今回のお話は、男女の脳の考え方について考察していますが、あくまで傾向であって断定するものではありません。ただ、事実として、男性はこう考える傾向があって女性はこう考える傾向があるという話です。
みなさん、男性と女性で感覚の違いや考える傾向の違いがあるってご存じですか?
なんとなく、一緒に過ごしていて感じているかもしれませんね。
でも、多くが、相手の性格だと思っていませんか?
実は、男性と女性で考える癖が違うんですよ。
その理由は、大昔から生き残るための術ともいえます。
超簡単にいうと、オスは、メスに力を示すと共に他者よりも優れていないと種を残せなかったので、相手より優位に立とうとする立ち居振舞いが目立ちます。
また、女性は、種を残すために子どもを守ったり、強いコミュニティに属す必用があったのでコミュニケーションスキルや共感能力が男性よりも長けています。
細かい話は、メンタリストDaiGoさんの『男女脳戦略』や中野信子さんの『男脳女脳人生がときめく脳に効く言葉』をご覧ください。
今日は、その話をもとにしてモラハラについて考察します。
いろいろ、男女の脳の違いを調べていくと、モラルハラスメントというのが超男性脳のタイプだということに気づくことができます。
男性は、自分の優位性と保とうとし、上下関係に敏感ですね。このような男性は一見、子どもっぽいととられるかもしれませんが、男性的な脳の持ち主ということなのでしょう。
一方女性は、モラハラを拡大解釈してしまい、私のあのときの態度が悪かったせいだとか、私が気を付ければいいんだ、などと考えてしまうのです。
よく、DVをしている男性が「次から気を付けるから!」という言葉に女性が同情し、許してしまうという場面が描かれますが、これは拡大解釈プラス、共感能力の高い女性だからひっかかってしまうのでしょう。
男性脳の持ち主なら、過去や未来のことを考えながら現在のことを考えることが苦手なので、こんなことをいう男性の心理としては、「とりあえず、この場をやり過ごしいたい。」
という気持ちがほとんどだと思います。
そもそも、浮気が後先を考えず、楽観的に「なんとかなるだろう。」としか考えられない男性脳の持ち主と判断できるかもしれませんね。
ただ、男性の自慢話や暴力は、大昔はそれでもよかったのかもしれませんね。男女で役割が明確だったし、実際強い方がモテるはずなので。でも、今は違いますよね。
モラハラのエッセイコミックが流行るのは、こうした時代錯誤に共感が集まるからでしょう。
モラハラをする人は性格とか教育の結果というよりも脳の仕組みに依存しいている可能性が高いので、なかなかモラハラを止めさせることは難しいかもしれませんね。