#19 約束の卵~3回目のひな誕祭in東京ドーム 30日 vol.1
いや~、記事を書く気が起こらない。
完全に「ひな誕」ロスだわ。
新年度なのに何もやる気が起こらん。
「ひなあい」の記事も「ひなちょい」の記事も遂に1週遅れになりそう。
リアタイで書かなきゃ意味ないのにね。
でも、まずは「ひな誕」の記事が先なので書きます。
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さて「日向坂46 3回目のひな誕祭」
約束の彼の地である東京ドームで2DAYS行われた。
クニラは2日間参戦したのだが、まずは初日30日から。
最近では、連チャンでライブに参戦する場合、大概ホテルに泊まる。
それは、ライブが近場でもだ。
何故なら、平日は仕事をしながらなので、ライブ前後のスケジュールを加味して、仕事場に近い場所か、逆に会場に近い場所等に宿を取る。
睡眠時間の確保と行動力アップのため。
なんてったって出不精で面倒くさがりなので、環境を整えないと、仕事もライブも中途半端になってしまうし、下手をするとライブを干しちゃう可能性もあるので。
まぁ、単純に荷物が多いと言う理由もある。
流石にサイリウム4本と推しメンタオル多数、その他諸々のグッズを持ち歩けないのでね。
先にホテルに送って、基地を作ると言う作戦だ。
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今回は飯田橋付近に宿を取る。
ドームまで徒歩10分であり、仕事へのアクセスも良い。
初日は、午前中目一杯仕事して、午後にそのホテルにチェックイン。
「おひさま」密航者が沢山泊まっていたけど、みんなホテル慣れしていないので、フロントでまごまごしている。
これはお馴染みの光景。
この時点でクニラの服装はスーツなので、さも「仕事で出張ですよ」ヅラして、なんなら「今日、何かあるの?」的なハスった態度(笑)
「ちょっと、この人達、迷惑だわ」的な、「おひさま」への裏切り行為で、ホテルライフ慣れしているクニラは、先に送っておいたダンボール1箱(グッズや私服)を回収して、とっとと部屋へ。
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部屋に入っても、仕事の電話。
時間的には15時30を回っている。
あまり時間がないのに。
初日はライブ前にやる事が多い。
今回、グッズは事前に購入して、すでに届いているので、グッズ売場には行かなくて良いが、チェックインや抽選会、ファンクラブ会員証の引き取り、「ひなこい」の祝花の確認。
意外と忙しい。
あちこちに仕事の電話をしながら、会場に持っていくグッズをリュックに詰め、私服に着替える。
こう見えて(どう見えて?)クニラは、普段かなり若い格好をしている。
若いだけでなく、黒を基調とした中性的な格好だ。
最近ではキャスケット帽子を愛用している程。
年齢的に無理があるのだが、見た目もかなり若いので、自分ではそこまで変ではないと思っているが、奇抜は奇抜である。
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急いで着替えて、ホテルのフロントへ。
このホテル、珍しくランドリーがなかったので、フロントに確認するためだ。
先に荷物を引き取ったフロントさんだったので、フロントさんは私服のクニラを見て、一瞬だがビックリした顔をしていた。
さっきはスーツ姿で出張を気取っていた男だ。
フロントは、なんなら「今日、ドームでアイドルのライブがあるので、混んでいて申し訳ありませんねぇ」的な接客をしたのに、いきなり奇抜な格好に着替えて話掛けてきたのだから、そりゃ驚く。
どうでも良い話だが、クニラにとって、このライブを思い出す時には、大切なエピソードなのです。
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まぁ、良い。
ホテルを出て、東京ドームまで歩く。
桜が綺麗だった。
桜越しに見るビッグエッグ。
日向坂の東京ドームライブが決まり、チケットを手に入れてから、ずっと、精神的におかしかった。
初めて好きになったアイドルグループが、長い間、目標として掲げ続けた東京ドームのライブ。
それが、ようやく実現するのだ。
日向坂の楽曲「約束の卵」を披露する前から「ひらがなけやき」のライブに行き、彼女達と共に歩んできたと言う自負もある。
過去記事集「おひさまへの道」
過去記事集「ライブの感想」
「舞台あゆみ」に平日の昼間から来ていた人達、三重県蒲郡のラグーナで極寒の中、朝から並んだ人達、板橋での「恐怖人形」の試写会に来ていた小坂推しの人達、そんな局地戦に来ていた人達も、この東京ドームに来ているのだろうか。
来ているならば、きっとクニラと同じ思いで来ているはず。
それとも皆、ファンは卒業しちゃったのだろうか。。。
クニラは未だファンです。
そして、辿り着きました。
「約束の彼の地」へ。
この何年間は日向坂が生活の中心だった。
今日、それは1つの区切りとなる。
クニラにとって、それは1つの終わりなのか、それとも始まりなのか。
そんな感傷が、ずっと続き、情緒不安定となっていた。
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16時過ぎ、水道橋駅方面から東京ドームに着くと、すでにドーム前は混雑の域を超えていた。
久しぶりに見た危険レベルの混雑。
何せ22ゲート前で導線が交差して歩けない状態だった。
後で聞いた話だと、後楽園駅側は空いていたとの事だが、そもそも水道橋駅側にブースを設営し過ぎだろ。
グッズ売場、抽選会の引き換え列、ファンクラブ会員証の引き取り列、バルーンの巨大ポカ側に向かう群衆と、ポカ側から来る群衆がぶつかる22ゲート前で人の動きが完全に止まっている。
クニラの入場口は20ゲートなので、ポカ側に向かうのだが、まったく動けない。
ただ、22ゲートの入場口はガラガラなのだ。
じゃあ、これは何の列?何の流れ?
意味が分からないまま、雑踏で立ち尽くす。
時間的にも入場口はこれから混雑する。
下手をすると間に合わない。
祝花は会場内にある可能性が高いので、ここは事前に計画していた諸々の引き取りを諦め、ガラガラの22ゲートから入場する事を決断した。
ライブ開始が15分以上押した事を考えれば、結果的に、この決断は正解だったと思うのだが、会場内は祝花どころか何も無く、アイドルのライブでは、まったく意味の無いミニスカートを履いた売り子の女の子が、虚しくコーラを売っていただけだった。
今話題の総キャッシュレス化のアピールなのかは知らないが、売り子の彼女達が可哀想だわ。
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この日のクニラの席は、ライトポールの1塁側席。
丁度、外野と内野の境の内野側。
メインステージを横に見る感じだ。
それにしてもドームの座席は分かりづらい。
席を探すのが得意なクニラであるが、それでも迷う。
ようやく席付近に辿り着いたのだが、階段通路の列の表示が1段ズレて表記されてい、この付近の人達は混乱を極めた。
クニラも1人だったので、席に座ってからも、本当にこの席で合っているのかが不安で仕方がなかった。
その内、前の席で、座席の答え合わせが始まったので、それに参加(笑)
周囲で正解を確認し合ったため、それ以降、迷い人の案内を何回もする事に(笑)
特にクニラは階段通路から2つ目の席だったので、隣の人がいない時は、クニラの横で席を探す人が多く、その都度、席を教えてあげた訳である。
ずっと変な感傷に浸っていたので、逆に気が紛れて良かったし、時間潰しにもなったけど。
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外の混雑が原因なのだろう。
結局、ライブは15分以上押し。
席は満員。
ぎっしり埋まっている。
約5万人。
客で一杯のドームを見渡すと「遂にここまで来たか」と感慨深い。
いよいよ、ライブが始まる。
何せ初日、セトリも演出も分からない。
遂に、ドームに響くメンバーの影ナレ。
スティックバルーンの音が凄い。
日向坂集大成のライブ。
それは次の記事にします。
つづく。