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#1「ひなたの夏休み」~Aチーム 感想

日向坂46の6枚目シングル「ってか」の特典映像である「ひなたの夏休み」の感想をチーム毎に書きます。

まず、共通項目の大前提として、果たしてアイドルグループの特典映像には何を求められていのか。

まず、特典映像を見る人はファンである。
日向坂の場合は「おひさま」である。
少なくとも興味のない人は特典映像など見ない。

そう考えると、アイドルとしてではなく、パーソナルな部分の濃度を強くしなければならない。

個別PVのようなアイドルONも、もちろん嬉しいが、より素の状態、即ちアイドルOFFの方が見たいのだ。
故に「日向坂46大富豪No.1決定戦」のような特典映像が「おひさま」にとっては最高の特典映像となる。
これはクニラがそう思っているだけなので、あしからず。

もちろん、これも大前提だけれども、結局、ファンなら何でも良いのだが(笑)
まぁ、これを言ったら身も蓋もない。

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さて、今回の特典映像「ひなたの夏休み」はどうか。
確かに「夏休み」と銘打ってパーソナル感は出ているが、とは言ってもカメラが回っている以上、あくまでONである。
(大富豪もそうだが、ゲームや博打の類いは、どんな状況であろうと、本性が出るものだ)

ただ、今回の特典映像も、時折、素のメンバーを垣間見る事が出来きてたので、楽しく見る事が出来た。

内容は、それぞれ共通項目として、下のとおり。日向坂メンバーを4チームに別けて、
①チーム毎のアクティビティ。
②全チーム集合して、1時間でチーム毎に料理を作り、食べる。
③チーム毎に座談会。

その他、全員で水遊びや花火のシーンもあるが、チーム毎にスポットを当てているのは嬉しい。

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ここからが本題。
まずはAチーム。

■チーム名
「ジュゴン」
■メンバー
潮、宮田、濱岸、河田、森本
リーダーは河田。

こう言う企画はチーム別けが重要である。
日向坂は全員の仲が良いで有名だが、とは言ってもである。
また、行うアクティビティとの相性も肝心だ。

そこは日向坂の運営。
しっかりと当ててくる。

Aチームは比較的、おっとりしたタイプを揃えた。
「ひなひよ」と「MM姉妹」そして、仕切りに潮でバランスを取っている。

アクティビティは「ブドウ狩り」と、これもまたベストチョイス。
あまり積極的で無理に何かをやらす系のアクティビティだと、濱岸がハマらない可能性が出てくる。
そうなると、見てるこっちが辛い。

その点、ブドウ狩りは濱岸にもハードルが高くなく、洋服をブドウ色にするなど、ノリノリだったし、「ジュゴン」と言うチーム名も濱岸が名付けた。(ひよたんの名付けは定評がある)
名付けた理由を座談会で語っているが、特に意味はない。

ブドウ狩り自体は、さほど内容のあるものではないが、チームメンバーそれぞれのファンが楽しめれば良いし、濱岸のこっそりブドウを食べるシーンやメンバーのアップ等が多く、十分に楽しめる内容となっている。

普段、あまり絡みがなさそうなメンバーとのやり取りも見処であり、河田と宮田は、あまり仲が良くないと言われてたりもするが、そんな事はなさそうなので安心した。
まぁ、宮田とは同姓なら誰しもが絡みづらいだろう(笑)

メンバーのパーソナルが垣間見られるのは、他にもある。
それはメンバー間での呼び方だ。

潮が宮田の事を「愛萌氏」と呼んだのは、日頃からメンバー間で「氏」呼びが行われている可能性があり、これは興味深かった。
宮田は潮を「紗理菜ちゃん」と呼ぶが、河田や濱のは「なっちょさん」と呼ぶ距離感だが、決してよそよそしくはない。

それは料理の場面でも分かり、それぞれの関係性や個性が出ていて楽しい。

役割も自然に決まる。
リーダーは河田だが、実質的に仕切っているのは潮だ。
こう言う時の潮は本当に頼りになるし、宮田は裏回し的に料理を仕切る。

自由に戯れる濱岸と河田は、それはそれでお馴染みの光景だし、彼女達の「らしさ」だ。

クニラ的には、火の付け方が分からず、隣のチームに聞きに行く潮、それをにべもなく扱われる様がツボだった。

最後の座談会でも、潮の仕切りで円滑に話が進む。
虫が飛び込んできてパニックになるのも、ならではで、嬉しいハプニング。

また、「10年後どうなっているか」等を真剣に語る濱岸や河田を見るのも新鮮だ。

それにしても濱岸は明るくなった。
きっと、ありのままの自分を出して良いと思える環境が日向坂にはあるのだろう。

闇落ちしたメンバーを救い出せる空気感が日向坂46の強さであり、人気の要因でもある。

アイドルなので、いつか誰かが卒業してしまうのだけども、出来る限り、このまま誰も卒業せずに続けて欲しいと祈ってしまうクニラであった。

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