#35 ジョイフルラブ~2018年 最後の冬 vol.1
この記事を読む前に、クニラの過去記事集を読むと分かりやすいです。
マガジン「おひさまへの道」
特にこの記事を参照下さい。
アンビバレント~2018年 暴走の秋 VOL1
アンビバレント~2018年 暴走の秋 VOL2
尚、記事の内容は、あくまでクニラの憶測や妄想ですので、あしからず。
当時の欅坂46は運営の「反平手派」「平手派」「ひらがなけやき」「平手本人」と四つ巴の思惑が交差していたが、運営の共通認識は欅坂の更なる発展と継続性のために選抜制へ移行するのが悲願だった。
その事を強固に反対していたのが平手本人であったため、選抜制に移行出来ずにいたが、運営はあの手この手で選抜制に近づけていた。
その事で1番振り回されたのは「ひらがなけやき」であったのは言うまでもない。
この棄てられたアイドルグループが、どのようにして、現在の日向坂46に辿り着いたのかを書いていきたい。
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欅坂46に棄てられた「ひらがなけやき」は、やむを得ず独立路線を歩み始めた。
そして運営の予想を超えた人気と、アルバムの売上と東名阪ツアーの評価をもってシングル発売に向けてスタートを切る。
ただ、この時点(2018年6月~12月)では改名しての完全独立までは考えられていないと思っている。
なぜなら、欅坂2期生が2018年11月に加入した後に初めて1期生に挨拶した際、上村ひなのも同列に並び挨拶をしているからだ。
もし、この時点で改名独立が決まっていたのなら、わざわざ欅坂2期生と一緒に挨拶に行く事はしないだろう。
ただ、構想として決まっていた事が1つだけある。
それはシングルデビューする事。
そして小坂菜緒のセンターだ。
「ひらがなけやき」=「日向坂46」のデビューシングルは、ご存じの通り「キュン」であるのだが、実は幻のデビューシングルが存在している。
それはファッションレンタル「メチャカリ」のCMに起用された際の特典CDである「JOYFUL LOVE」である。
「メチャカリ」に入会して何ヵ月か会員を継続すると、全員にプレゼントされた特典CDである。
もちろん、クニラも持っているよ!(自慢)
これまで「ひらがなけやき」の曲は、全て欅坂のシングルのカップリング曲として発表されているのに対して、この曲は「メチャカリ」のCM曲として、欅坂とは関係のなく、独立した名義のCDとなっている。
特典CDなので一般流通はしていないが、形はジャケットもあるちゃんとしたCDである。
ましてや、条件をクリアすれば全員にプレゼントされるので、ほぼCDリリースと同じだ。
「ひらがなけやき」唯一、そして最初で最後のCDなのだが、そのセンターが小坂菜緒である。
これはプレと考えるのが妥当だ。
この時点で運営は、小坂体制でのシングルデビューを想定して試したのだろう。
この特典CDがどれぐらい出回ったかは分からないが、オークションとかを見ても、大してプレミアになってない事から、かなりの枚数が出たのだと思う。
これならば小坂体制でのシングルデビューでいけると思ったに違いない。
この「ジョイフル」の件は、2018年10月の話である。
それでは、いつから、この件が想定されたのかと逆算すれば「走り出す瞬間ツアー」の最中だろう。
このツアーは2018年6月の話だ。
この6月の段階で小坂体制でのシングルデビューを想定して動き出すとするならば、運営はその前に大切な儀式を済まさなければならなかった。
その儀式とは。。。
次へつづく。
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