真のコスパを実感した西新宿の中華そば屋さんのお話
今回は西新宿にある「光来」さんを訪れた。今回とは言っても、noteに投稿するのは初めてである。今まで訪問したお店はInstagram(@raa_media)に載せてある。
よかったら覗いてみて欲しい。
今回のお店選びの決め手は"コスパ"。
遊び・飲み会・趣味への投資、稼いだバイト代は湯水のように流れてゆく。貯金0の危機感を抱いてから、どのくらいの月日が経ったことだろう。
それにしても、大都会新宿のど真ん中にこれだけコスパを重視したラーメン屋さんがあるとは、、、日高屋や幸楽苑といったチェーン店ならまだしも、個人で営む美味しいラーメン屋さん。そして評判良し。期待が高まるばかり。
さっきから "コスパ" を連呼しているが、その値段はおいくらかと気になる者のために。
なんと中華そばが400円。安い、、、まあ所詮安いだけだろうと考える者もいるのでは?
コストパフォーマンス(英語: cost performance)
あるものが持つコスト(費用)とパフォーマンス(効果)を対比させた度合い。コスパやCPと略されることもあるほか、費用対効果や対費用効果ともいう。
そう、効果。"コストパフォーマンスの良さ"は値費用(価格)と効果(味)のギャップである。安いだけでは "コスパの良さ" は達成されない。
安心なされよ。味・安値がしっかり揃っているらしい、この店は。by食べログ。
ということで、早速お店を訪問。
早めの時間帯を狙ったのに、気づけばザ昼時。
混雑が少し懸念される。
アクセスは、JR新宿駅西口から徒歩10分ほどのところ。都会の荒波に揉まれながらも、のんびり歩いて店前へ。
あれ、お昼時なのに列がない。オフィス街が近いため、社会人で埋め尽くされた光景を想像していた。しかし、一抹の不安を抱えながら店内をのぞけばしっかり行列あり。
そして、ちょっぴり安心している自分あり。
食券機は店内の中。迷わず中華そばを選択、しようとしたがワンタン麺550円と少し悩む。悩んだ挙句、本来の目的である中華そばのボタンを力強く押した。このちょっとした節約が後で大きいのだ。自分を讃えながら、列の最後尾へ並ぶ。
待ちは私を含めて8人ほど。お店の雰囲気から回転率よしと踏んでいたが、客は結構のんびりと食べている。スマホを見ながらダラダラと食べる者も。こういった光景を混み合った店内で目にすると腹を立てる短気な私。しかし、再来年に新卒社会人としてヘトヘトになりながらお昼を食べる自身の姿を想像して、目をそらした。
そんなこんなで着席。幸運にも端の席を獲得。やはり私は隠キャ、、、端が落ち着く。店主に食券を渡し、水で一息。油が浮いているが、まあよかろう。厨房の中には、店主と外国人の女性が一人。二人とも休むことなく、せっせと手を動かしている。全く無駄を感じない動きとキリッとした面持ちから漂う職人のそれ。クールジャパン。
そんな光景を眺めること5分、私の中華そばがやってきた。スープが波なみと入った器をそっと受け取る。
なるほど。派手さはなく、琥珀色のスープとベーシックな具材がしっかり乗っている見た目は、昭和を感じさせるザ・中華そばのそれ(ちなみに私は平成生まれ)。
素朴で綺麗、これが400円とは驚きだ。
まずはスープを一口。
うまい。鶏ガラベースに適度な油。一見油っぽいが、さっぱりまろやかなスープだ。麺をすすろうとするも、ついついレンゲに手が伸びてしまう。そんな美味しさ。
麺は黄色い中細縮れ麺。どうやらこのお店、製麺所の直営店なのだそう。スープがしっかりと絡む、すすりやすくて美味しい麺だ。
チャーシューは薄切りでしっかりした見た目ながらホロ・トロで、メンマは甘めの濃い味付け。卵は煮卵ではなく茹で玉子だ。いいねぇ。黄身にしっかりスープを吸わせようと、丼底にそっと沈める。ほうれん草はいたって普通か。
食べ進めながら、改めて味と良心的な価格に驚く。ラーメンでこれほどの体験をしたのは初めてかもしれない。結局スープはほとんど飲み干してしまった。
ふとした時に無性に食べたくなるラーメン。これは他のメニューにも挑戦したい、食べ終わった瞬間にそう思った。
ちなみに光来さん、私の訪問した翌日から価格改定をしていた。小麦粉を始めとする原材料の価格高騰が響いているのだとか。もうこればかりは仕方ない。だけどこのお店、きっと価格が少し高くなったぐらいじゃあ客足が遠のくことはないだろう。
そう思わせる味と雰囲気を持っている。
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