「自分らしさ」は殻を破ることも必要?!
おはようございます。伊藤歩美です。
今日は、「自分らしさ」について考えてみたいと思います。
「自分らしさ」ってなんですか?
あなたの「自分らしさ」ってなんですか。
自分らしさを考えるときについ人と比較して考えてしまうかもしれませんが、比較は違いはわかるけれど「らしさ」を見つけることにはなりません。
自分らしさは、これまでの経験から培ってきた価値観や信念から起こるその人の行動の特徴を表します。
例えば私が思う私らしさは...
・切り替えが早い、まあいっかで嫌なことは割と直ぐに忘れる
・新しいことを知るのが大好きで、情報収集魔
・好き嫌いがあまりなく、色々なものにニュートラル
といったところでしょうか。
自分らしさを見つけるためには、まず自分のことを知ることからはじめてみましょう。
自分を知るにはどうしたらいいの〜〜って方もいらっしゃると思います。まずは自分のこれまでを振り返ることをお勧めします。
これまでにどんなことを経験して、その時にどんな風に考えて、どう行動してきたのか。ここを丁寧に整理していくと、きっとあなたらしさが見えてくると思います。
そしてどうしても自分らしさがわからないという方。
自分が信頼できる5人の人に、自分のらしさが何かをインタビューしてみてください。
これは以前、私が尊敬する女性リーダー、ユニリーバの島田由香さんから自分の強みを見つける方法として、教えていただいたことです。
(強みはより自分らしさのポジティブな面に向いた表現なのではないかと思います。)
「自分らしさ」は信頼につながる
人間は本来、鋭い観察力を持っているそうで。
「この人胡散臭いな〜」「なんか信用できない」という直感は大体当たっているのではないかと思います。(この辺りの感覚、こどもは本当に鋭いですよね。)
何だかとても当たり前ですが、言葉と行動が伴っていない人は、信頼をされない。言葉に行動が伴っていている人は信用をされるということだと思います。
これは人を率いるリーダーにとっても必要な要素ですよね。
最近、この「自分らしさ」を貫く、「オーセンティック・リーダーシップ」というリーダーシップ論がビジネスの場で注目を集めています。
・正直に自分の弱い部分もさらけ出す勇気
・自分らしさを軸に一貫性を持った行動・発言
を体現するリーダーは周囲からの信頼され、協力をしてもらえる。
自分らしさは周囲を巻き込んでいくためにとても重要です。
殻を破らない「自分らしさ」は害にもなる
ここまで自分らしさが大事だよって話してきましたが、自分らしさにこだわり過ぎることは時に害となります。
「自分らしいのはこの考え方」「自分らしいのはこのやり方」と自分らしさに枠を作ってしまうことは、成長を阻む要因となることも…
また自分の考えややり方に固執して、柔軟性がないリーダーには周囲もついていきたいとは思わないですよね。
人間、毎日細胞は入れ替わっています。細胞レベルでは常に新しい自分なんです。
外部環境に適応してどんどんを更新していかないとならない部分もある。
軸をつくるためにゆっくり変えていった方がが良い部分もある。
信念は持ちつつも考えや行動を変えられる柔軟性を持つこと、様々な人や知識に触れて視野の広さを持つことで自分らしさを更新し続けていくことが必要ではないでしょうか。
といろいろ書いて参りましたが、私自身も、まだまだ自分らしさを探している途中です。この旅に終わりはないのだと思います。
改めまして、あなたの「自分らしさ」はなんですか?
bosyuで相談承ります
キャリアについて書いたときに相談始めますと書きましたが、さっそくbosyuで募集を作りました。
https://bosyu.me/b/IIy0FgHCcGw
もしご興味がありましたらご覧ください。
緊急事態宣言が出てから初の週末ですね。
私もなるべく外出を避け、おうちでゆっくり過ごしたいと思います。
今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように。