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漫文駅伝『ぬらぬらなるままに』第3回 ぬらぬら

どうも!
苦肉祭の末っ子ことぬらぬらです。

前回は初めての苦肉祭から年末の苦肉祭終わりの打ち上げに参加してやるぞ!と気合いを入れた喰らいつく編でございましたが、今回は出逢い編でございます。

9/29「苦肉祭208〜ささらもさらなガラムマサラ〜」は場所は新宿バティオス。 

苦肉祭に出させてもらった2回がどちらとも神保町らくごカフェさんということで、初めてマイクの前で漫談する苦肉祭。何か変に構えてしまいました。

結局あっという間にトップバッターを終え、先輩方を袖で見て、打ち上げに。

今まで出させてもらった苦肉祭でご一緒することができずにこの打ち上げで初めてねづっちさんと話すことに。

「ぬらぬらの漫談面白かったよ。」

広田さん曰く僕は泣いてたそうです。

泣いてる自覚は全くないですが、らしいです。

賞レースなり事務所での評価なり何も爪痕を残せてない僕からしたら救いの言葉であったのは確かなんです。

次も頑張ろう。
誰かは絶対に見てくれてる。

そんな気持ちで10/29「苦肉祭209〜汗かけ恥かけネタを書け〜」場所は杉並区立方南会館。

この回でアル北郷さんと小松利昌さんと初めてご一緒に。

打ち上げがスゴかったんです。

苦肉祭が終わりみんなで打ち上げスタート。

各々席に。

たまたま4人席にアル北郷さん、小松利昌さん、ユンボ安藤さん…そしてぬらぬら。

ライブより打ち上げの方が距離近いし。
話題についていけるか不安だし。

…なんでライブより緊張するんだ!

結局三人で喋られてる内容にニコニコしてるだけのやつ。悔しい。

そんな中このnoteでヤバい人(良い意味で)となっているユンボさんが僕に話を振ってくれたわけです。

ユン「おめぇはたけしさんの映画は何好きなんだよ?」

ぬら「僕映画ほとんど見ないので『バトルロワイヤル』を見たくらいで他は全く見たことないですね」

ユン「…」
アル「…」
小松「…」

たぶんあの時、間違いなく時が止まってました。

そりゃそうですよね。みなさんが大尊敬してるたけしさんの作品を全く見てないんですから。
アル北郷さんは特に一番長く近く居てた人ですから余計に無礼な状況というかなんというか。

ぬら「映画ほとんど見ないので作品知らないです」

ユン「お前ホントに言ってんのか?」

ぬら「…はい」

ユン「おめぇは幸せもんだな」

ぬら「えっ?」

ユン「今からたけしさんの作品に出逢えるんだろ?そりゃあ俺らはもう知ってるからあのワクワクは手に入らねぇからよ。知らねぇことは幸せなんだよ」

ヤバい人からヤッバイ人へ進化されました。

こんな言葉刺さるしかないわ。

知らないということを良くないことと捉えがちだけど、知ることへのポジティブさと知れるという
楽しさに自然と置き換えてる。

アル「よし!じゃあぬらぬら!お前はたけしさんの作品で最初の4作品をまず見ろ!そして俺に感想文をよこせ!決まりな!」

小松「良かったね!良いきっかけもらえて!」

ぬら「分かりました!絶対に感想文送ります!」

そんなこんなでやいのやいの言ってたら打ち上げが終わり皆各々の帰り道…

ユン「今から二軒目行くんだからぬらぬらお前も行くんだよ!」

アル「ぬらぬらも確定な!」

小松「僕も参加します!」

ぬら「はい!?!?はい!」

気づけば三軒目中野の呑み屋で始発を迎え、全員で中野駅から商店街に射し込む朝日を浴びたあと「梅もと」のそばをすすったことは鮮明に覚えてます。でも二軒目以降話した内容は全く覚えておりません。

たけしさんの映画を4作品見て感想文送ることはしっかり覚えてました。

11/7僕はたけしさん初監督作品「その男、凶暴につき」を鑑賞。

僕なりに思ったことを沢山書きなぐりまして、アル北郷さんに深夜2時DM。遅い時間で失礼だとは思ったんですが見終わった瞬間の気持ちで送りたかったので送ることに。

深夜3時返信来ました。

マジで!?お忙しいのにありがてぇ!

内容はその時のたけしさんへの世間の評価や、そこから海外へ評価されてくその時の状況など詳しい話を長文で頂きました。

なんやこの環境。すごくないですか?

僕が長文でしっかり送ったらコイツちゃんと見たんやなって思ってもらえるだろうと、安直な考えではあったんですがそこそこ長文の感想文送ったんですけど、返信の方が長くない?って分量だったんですよ。すごくないですか?

ちなみにどうでもいいことですが、このnoteを書いてる今DMの分量を確認したら僕が700、アル北郷さん800文字送ってました。

DMの量じゃねぇわ。

この返信の最後に「12月独演会やるから、もし暇なら観に来れば?招待するから。」

なんやこの環境!!!

そんなぬらぬらの素敵な出逢い編でございました。

このとき僕はまだキタノブルーを知らない。

〈続く〉

打ち上げで涙目のぬらぬら

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