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持ってて良かった!携帯用水飲み器

相変わらず酷暑が続く東京です。

週明けのような39度はないにせよ、日々35度はちゃんと?ある。

夕方にはスコールのような大雨が一気に降ってきて、流石に体力が奪われてきました(;;)

先日、夏の犬の散歩についての投稿をUPしましたが、相変わらず世の中に浸透はしておらず、30度を超えようが平気で犬をつれているおじさん、おばさん、お姉さんに出くわします。

その中でも硬いのは「お父さん」。

しかも大抵連れているのは小型犬。

当然地面に腹が近いし、小股でチョコチョコ歩くしかないので、人間の歩幅に合わせたら、ずっと走っていることになる。

それも関知できない。

そもそも自分の子供に毛皮着せて35度の中、走らせる?

一度、そういうおじさんと喧嘩したことがあり、結果、お散歩コースを変えられて、そのワンコを見ることが出来なくなった苦い思い出があるので、
声を掛けるのもかなり勇気がいります。

それでも、なんとか糸口が見つからないかと考えたのが「水入れを携帯する」こと。

良くある携帯用(つぶして平らにするやつ)の水入れと水を常に鞄に入れておいて、ぶっ倒れている犬や、苦しそうな犬をみたら、とりあえず「かわいいですね~、水を飲ませていいですか?」って振ってみようと・・・・・

しかし購入してから3年ほどになりますが、中々機会がありませんでした。

ところが今日!そのチャンスがいきなり訪れたのです~(;;)

【お父さんとシーズー】
今朝は体感温度はそんなに熱くなく、恐らく犬の散歩には出会わないかもなって思いながら歩いてました。

なぜなら、体感温度が低い時はズルしたくなり、いつもより遅く散歩に行ったりする人がいるからです。(ちゃんとした飼い主は、体感温度は信用しません。)

案の定、職場の近くまでは犬散歩に出会わなかったのですが、ふと目の前にシーズーを連れているお父さんが・・・・・いた~(^^;)

お父さんは背が高く、恐らく60代後半とかかな~・・・・
リタイアした人が運動に犬を散歩させる姿は多くあります。

ただこのお父さんは、ワンちゃんを良く見ているし、歩きづらそうだったりしたら、抱っこして進ませてるので、とりあえず風もあるし遅刻したらやばいので、素通りしました。

でも通り過ぎる時に、ワンコの口が一度閉まって開いたのが気になって、ちょと見てたら、やっぱり店の軒下で動かなくなってしまった。

日陰ではあるけど、伏せの状態でハアハア・・・・

う~どうしよう~ちょっとやばいのかも・・・・・

一瞬悩んで、お父さんとシーズーのところへ行きました。

【必殺!「かわいいですね~水飲ませていいですか~」】
水入れを携帯して3年、初めて使ったセリフ(笑)

当然、最初は不審感満載で「家が近いから大丈夫だから」の一点張り。

でも、なんとなく今日は食い下がりたくなって、「口が開いたり閉まったりしてますよ~心臓もバクバクしてそうだし~皮膚も真っ赤だし~」と言いつつ、速攻水出して器に入れて、ワンコに差し出す。

その瞬間に「器持って歩いてるの?」
そっちかっ!

でも、水入れにワンコがかぶりつきになると、お父さんの態度が緩和しました。

散歩の様子を見ててもわかったのですが、このお父さんは本当にワンちゃんを可愛がっているようでした。

だけど、犬の適正温度も、歩幅が小さくて人間が5分と思っても、犬には1時間かもしれないとか、そういうことは「勉強になりました」的ことだったようです。

夜は暑いから20時くらいに散歩してるようですが、「朝はね~」。

つまり、「自分」が暑いから20時くらいだし、朝は「自分」が起きる時間が決まっているから、難しいんだよね~ってこと。

世のお父さん飼い主と、多分変わらないです。

それでも、話を聞いてくれて「勉強になりました」って言ってもらったことは、もしかしたら意味があったかもしれません。

水を沢山飲んで復活したシーズーは、笑顔でお父さんと帰っていきました。
ほんと、水入れ持ってて良かった(もちろん、水も^^)!

いつもこんな風に上手く行くことはありませんが、少しでもわかってほしいし、少しでもワンコの散歩が辛くないように、微々たる努力でもし続けよう。

その日、その時間だけでも、「水もらった~よかった~」って、ワンコが嬉しくなったなら良かったと思います。

そして、無駄じゃなかったんだって確信を持てたチャンスを下さった神様!
本当にありがとうございます~(@@)

酷暑がまだまだ続きます。
地球上の生物たちが、自然が、護られますように!



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