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私が生まれた町とフジコ・ヘミング

したいことリスト映画編の続きです。
「恋するピアニスト フジコヘミング」、
5歳の時からピアノを弾き始めたというフジコヘミング。
そのフジコヘミング、私の生まれた町、総社に疎開をしていたのでした。
つい先月も行った私の故郷、総社市にある美袋、という駅。

フジコさんもこの美袋駅に降り立った

フジコさん、疎開後何年もたった後、この美袋駅を訪れる場面も、映画の中でしっかりと映し出されます。
疎開した当時は近くの小学校のピアノで毎日のように練習をしたそうで、
ドキュメントの中では、小学校でそのピアノを弾く演奏会が開かれた様子があります。かなり古いピアノだったそうだけど、フジコさんのために、調整して復活させたらしい。
映画の中ではずっと、フジコさんのピアノが流れます。
私は、ずっと昔からフジコさんのピアノを聴いてきたわけではないけれど、
このドキュメント映画で知るフジコさんのたどって来た道、言葉、生き方、
いろんな場面を通して聴くピアノは、力強くて、優しくて、切なくて、、、
私の生まれた町の風景も重なって、心にズンと来る、でもとても愛情深い音に聞こえました。
そして、やっぱり、音楽の力って大きいと。
時は移って、、、
フジコヘミングに会ったその午後は、知り合いのお子さんのピアノの発表会を見ることになっていました。
実は正直、フジコヘミングのあとだし、う〜ん、、、と思いながら会場へ。
ところが、5歳くらいのちっちゃい子が弾く♪蝶々や、懐かしい練習曲などを聴くうちに、この中から未来のフジコヘミングも出てくるかも???みたいな!
そこまでではなくても(中にはつっかえながら弾く子もいたけど)、
お子さんたちの演奏を聞きながら、どこか心洗われるような気持ちになってました。
今日は一日ピアノデーだったなと。

私にとっても、ピアノはやっぱり大事な友達でもあり、心強い相棒でもある。
フジコさんが言ってた言葉、
「やっぱりピアノは(音楽は)、そこに心があるかどうか、、、」
「すべては”愛”、、、」だとも。

これからもずっとピアノといい友達でいよう。



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