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セミナーの準備を通して考えていること
美しい中秋の名月が過ぎて、秋が深まるかと思いきや、、、毎日暑いですねぇ。
9月のこの時期に2階の書斎で冷房かけたっけなぁ、、、と思いながら今日は自宅でデスクワーク。久しぶりに丸1日好きに自宅でデスクワークできて、「はぁ、幸せ!」っていう1日でした。
夕方からは以前にポッドキャストで観に行く宣言した、Top Gun: MaverickをIMAXで観てきました。感想は、、、Mサイズのキャラメルポップコーンを映画が終わるまでに一人で食べきったので、達成感満載です、笑。
と、そんな1日のほとんどを、これからあるセミナー達の資料つくりをしていました。複数の講師が集まるセミナーに呼んでいただけるのはとても光栄なことで、でも同時に全くアカデミックさ欠如する私が、専門性の高い講師の人たちの中で託されている役割は何だろう、、、と常に考えます。
今週末はヨガジェネさんで開催されている、「ヨガ動作学」のオンライン講座。
3連休でもあるので、受講者は少ない可能性もあるけど(まだお申込できますので、ぜひ!)、いろいろなことをみんなで考えることができる時間はとても楽しい。
終わった後の受講者の皆さんからのフィードバックもとても勉強になるし、そのフィードバックをみながら毎回内容を修正し続けてはや10回は超えているはず、、、。
基本的な内容はキープしながら、資料や伝え方を変えてきていて、今回も少し修正すると思う。
ヨガという世界そのものが抽象的な世界ではあるけれども、そこには具体も存在していて。その具体という部分、特にPratyahara「感覚の制御」という部分に、動作学的な視点からお話をしています。
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受講してみて「ちんぷんかんぷーん」って思われる人もいると思いますが、それでいいのです、、、って思っています(伝え方が下手でちんぷんかんぷーん、、、は私の責任ですが、、、)
最近では講義の最初に、「Knowledge Shield」(知識の盾、とでも訳すのでしょうか)のお話をします。
人は自分の観念を持っていて、情報についてもそれは同じ。
自分が知っていること、理解していると思うことがあると、それと異なる切り口で情報があると、シャットダウンする人がいる。
陸上選手の為末大さんが「Unlearn アンラーン」という著書を書いていますが、学べば学ぶほど、わかったと思えば思うほど、「Unlearn」の姿勢が重要だと思っています。それが成長の秘訣。
30回聞いたことがあるその話を、まるで初めてかのような姿勢で聞くこと。そこには以前の自分では気づかなかった発見が必ずある。
私は常に忘れている、、、だけなので、毎回初めて聞いたかのような気持ちになります、笑。
そして翌週末は待ちに待ったPerform Better Japan Summit。
9月24日、25日(プレセミナーが23日にあります)に開催されるPerform Better Japan Summit。
第一回だった2018年のダイジェスト動画
PBJ Summitでの私の講義のテーマは
「変化を引き出す動作の考え方、導き方~動作学の観点から」
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とにかく講師が豪華で、私も全部の講師の講座を聞きたいといつも思う。
そして京都に引きこもっている私は、久しぶりにみんなに会えるのもとても楽しみ。
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そして来月の10月22日、23日には、宮城県で開催される第二回Linkrease Festa。
こちらもまた素晴らしい講師達で、幅広くムーブメントをとらえて、パルクールやAnimal Flow、そして動作に影響を与える、視覚や前庭覚・平衡感覚、体性感覚などのお話も入っていて、幅広く人を理解することができる構成になっています。
第一回目のダイジェスト動画
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Linkrease Festaでの私のテーマは
①「なぜイメージが大事なのか?指導言語を考える」
②「動きを引き出す手、動きを止める手~動作中でのサポートを考える」
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運動のプログラムや、脳神経科学、運動生理学やトレーニング理論などが中心のこういったセミナーの中で、若干異質なテーマですが、主催の担当の人たちからのリクエストなども聞きながら、私がやってきたことで私が伝えられることなのかな、、、と思いこういうテーマにしてみました。
講習のテーマと内容を考える時に、常に目的は何だろう?と考えます。
そしてその目的に近づくための手段としての内容はなんだろう、、、と。
内容はあくまでも手段であり、内容は目的ではない。
学ぶこと、新しいことを得ることを望めば望むほど、そのあたりが不明瞭になる人も多い気がする。
ちょっとわかりづらい表現ですけど、よく言われるのが、「運動をすることが目的ではなく、健康になることが目的にある。」ということ。
健康のために始めたジョギングで、ケガをしていたら意味がない。
ジョギングがマラソンを走ることになり、健康を目的としたジョギングが、マラソンを走ることが目的と化し、健康を害する、、、なんてことが起こる。運動の世界ではよくあること。
専門性の高いアスリートにおいては、そこは両刃の剣で、つねにそのぎりぎりのエッジを歩きながら、その塩梅をうまくとるのが専門家の役割。
でも一般の方の運動をサポートする人間としては、運動そのものが目的と化すことはできるだけ避けないといけないのではないか、、、と思う。
私にとって運動は、「自分を知る」という目的のためにある。
だから動作教育を通した人間形成のお手伝い、というテーマで活動をしているのですが、究極、前屈で手が床につかなくても、早く走れなくても、それでいい。大事なのはその感覚体験を通してその人が何を感じたのか、、、だから。
話は戻り、、、講師をさせていただくうえで、情報を伝えることが目的になってはいけない、、、それも常に私の中で思うこと。
私がこういう場でお話させていただく目的は、参加した方の中になにか揺らぐ体験を作り出すこと。
私の投げかけを通して、
今までの自分のやり方はどうだったんだろう。
この考えだとあのクライエントさんはどんな反応をするんだろう。
今のやり方に、この考えが加わったら、自分のセッションの結果はどうなるのだろう。
それをやっていくためには自分のあり方はどうなんだろう、、、。
これっていったい何なの?
そんな風に、自分を振り返るきっかけ、自分が知っていることを少しだけ異なる視点から見る、視座を変えるきっかけになってくれたらいいな、、、と。
自分を知るには、人を知ること。
人がいるから自分を知ることができる。
こういうセミナーの集まりは、まさしくそれを体感できる場。
いつも同じ人と同じ場所で同じ内容の情報と接している人は、ぜひこういう場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
異なる資格の、でも同じように人の健康や人の幸せをサポートする同志として、一緒の環境で学ぶことで、自分が大切にしたいことがきっと見えてくるはず。
どちらもまだお申し込みを受け付けていると思います。
Linkrease Festaは9月30日まで早割料金です。
そして去年も開催しましたが、今年もLinkrease Festaの前イベント的な、無料オンラインセミナーが開催されるそうです。今年は3ペアによるセミナー。
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無料オンラインセミナーのお申し込みは、こちらのリンクの下のほうにあります!
パルクールのMasaさんと、私がお話しするテーマは、以下です!
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またすごいタイトルつけてくるねぇ、、、なのですが、どうにかなるでしょう、、、ぜひ聞きに来て質問してください!
と、とりとめもなく書き続けましたが。
「あなたがセミナーに参加する目的はなんですか?」
小さな目的と、大きな目的(ビジョン)をもってぜひセミナーに参加してみてください!
お会いできる方は、ぜひ声かけてくださいね!