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運動から健康を考えるということについて伝えたいことは何だろう

2022年も着々と時間が過ぎています、苦笑


前半のセミナーのスケジュールはほぼ固まり、7月いっぱいまで気が付けば養成やセミナーで週末は埋まっている。


そして2022年の後半のセミナー達も少しずつお話をいただいていて、スケジュールが固まり始め。


明日と明後日は、A-Yoga Movement Coachの京都養成の4,5日目。
最初の3日間で基本的な体の構造の部分、人の動きについての考え方をみんなで共有して、4,5日目は体幹のエリアから四肢へとひろがり、かつ矢状面から前額面にいきたい、、、というところ。


私の中では基本的なセミナー内での進め方は決めているのだが、養成は参加する人たちの様子を見ながら変化していくので、想像している3倍くらいの時間が必要な時もある。そんなときも焦ることなく、受講者のペースを上手に見ながら進めていくことになる。


来月には、A-Yogaの全体像というか、大事にしているところの一部をダイジェストで体験する、A-Yoga for Trainersが仙台で開催される。(詳細は下にリンクしておきます!)



できるだけ、現場に還元できるように、現場で明日から使えるヒントにできるように内容を考えているのですが、現在8名の参加者。参加してくださるメンバーを見て、どんなことを入り口とするか、何をワークとしてやるかを想像する。情報を学ぶと同時に、体験をすることをできるだけ大切にしたいと思っている。


運動、身体経験、身体化が我々人間に一体何をもたらすのか?

もたらすというよりは、身体化が生み出すものは何か?

生み出すというよりは、身体化の意味するものは?

そんなことをぐるぐる考える運動セミナーはあまりないのかもしれない。

動作教育とは?そんなことを一緒に考えながら進んでいく。



運動というよりは、人間の機能が安心安全に働くために、動きからどうアプローチをするか、どう考えてアプローチをするか、、、ということを考えている。


そのベースには、フェルデンクライスの考え方の影響を大きく受けているし、一人の人として相手を考えたときの、その一人の人の動きをどう考えるかをいろいろな側面(生物、心理、社会)からもひも解いていきたいと思っている。


そんなことを一緒に考え、普段の自分の活動の中の疑問を一緒に考えて視点を変えていく時間にできたらと思う。


一人の人を環境の相互作用の中で生き続ける生命体として考えたとき、環境の影響を受けて動いている生物だと考えたとき、一体何を見るのか?


人の人生に波があって、今日と明日の私はどこか違うのはなぜか?
この間できたことが、今日はできない。
この間できなかったことが、今日できる。
そこにあるのはなんなのか?




近年よく聞かれる「マインドフルネス」

実をいうと、その言葉が若干苦手で、なんとなく違和感がある。

多くの場合、そこで説明されているマインドフルネスが表面を滑っている感じがして、芯を喰っていない感じがして、それはいったいどこから感じているのか、、、を常々考える。


様々な論文や研究題材、書籍に目を通して、そこから見えてくる様々な視点と、現実で使われているマインドフルネスという考え方と実践法。


そのヒントが、ベルンシュタインの言っていることの中にある気がしている私なのですが、このベルンシュタインの運動構築(行為レベル・運動の巧みさの獲得)を一つの題材に、運動を考えていきます。

最近では、A-Yogaの概念のお話のところでも、ここの話をよくするのですが、私もまだ理解できているとは言えないけど、ベルンシュタインの考えと、様々な分野の身体操作、身体構造、脳神経系の構造と機能などを交流させて包括的に考えたら、人間が動くとはこういうことなのではないのか?動きを通して健康になるとはこういうアプローチがあるのではないのか?そんなことを一緒に探求していきます。


自分で成果を出すためには何が必要なのか、なにをすればいいのかは見えてきてはいても、それを説明してほかの人が活用できるようになるには、私はまだまだ勉強不足ではあるけど、できる限りのことを伝えていきます!


4月1日(金)の夜に、インスタライブでこのあたりの話をする予定なので、もしお時間があればぜひインスタライブにご参加いただき、質問などもらえると嬉しいです!(21時の予定だったと思います)



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