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体から心へ:Kyoto MBM Laboであること

あっという間に4月が駆け抜けていきます。

2023年は本当に山あり谷ありの4か月でした。

そんな年なんだなぁ、、、って思っていたらふと気づいたこと。

考えてみれば、

2003年に大学を辞め帰国。劇団四季で仕事を始める。

2013年に再び渡米して住んでいたシアトル中心の生活から、日本中心の生活に移行。


そしてそれから10年がたち、今年2023年、自分で動かなくとも、周りがすごい勢いで色々と変化をしていて、その波にのまれる気分で過ぎていった4か月。


波に乗るままって思う部分もあるし、自分で波を起こしたいという部分もあるし。


京都修学院にKyoto MBM Laboをオープンして、今年の秋で8周年になります。


オープンした当初から、この場所が作り出したい世界の軸は変わらず、「動きを通した人間形成のお手伝い」をモットーに、そのやり方、その提案の仕方を考えながら提供を続けてきました。


「人が人として、自己表現をすることで、その人らしく生きるとはどういうことか」

それが私の中に常にある疑問でした。


健康とは何を言うのか?


痛みがあっても幸せな人もいれば、痛みが自分の幸せを半減していると感じている人もいる。


痛みとともに幸せに
障害とともに幸せに
疾病とともに幸せに

そんな社会を作り出すことはできないのか。


そのためには何が必要のなのか。


人はナラティブ(物語)に囚われがちです。
目の前に起こっていることを、まるでそうであるかのように解釈をして、それを決めつけて生きることも多い。

痛み、症状、望まない姿

そういうものは、一見事実に見えるけれども、自分が作り出している、または他者が作り出した物語をうのみにして生きている結果という事もある。


大事なのは、その物語の前にある、自分が何を感じているのか、ということに気が付くこと。


私の体の中で起こっている、感じている(内受容感覚)ことが、教えてくれることがたくさんある。


運動とは、筋肉、関節を動かすことだけではなく、動くことで自分自身が何を感じているのか、に気が付くことに重要なキーがある。


それをこのKyoto MBM Laboで、A-Yogaという感覚を軸とした動作教育指導を通して行っていること。


ラボのスタッフたちは、毎レッスン「気づき」を持って帰っていただくことを大事にしています。

できるできないではなく、
「あー、ここを動かすとこんなことを感じるんだ」
「これをやっているときの私はこんなこと考えてるんだ」
「この動きを組み合わせを変えると、こんなに簡単に動けるんだ」
「今、他の人と自分を比較してたなぁ、、、」
「この動き好きかもしれない!」

どんなことでも、その人の中で生まれたものは、その人だけのもので、その人がこれまでの人生、そしてこれからの人生の大事な情報となる。


それがその人を作り、それがその人をこれから支えていくものになる。


そんな体験をしていただくことで、体の不調は変化していく。

そんな体験が、私にとって最適な体と心を手に入れることにつながる。


痛みでお困りの方

手術を考えているけど、でも何かできることがあるのでは、、、と思っている方

慢性の関節炎や腰痛や肩痛を持っている方

不定愁訴やストレスによって日々が少し苦しい方

少人数で、皆様にとって安心安全の場を考えながらレッスンをさせていただいています。

グループでのレッスンの前に、パーソナルレッスンで今の状態を調整することもできますので、ぜひぜひKyoto MBM Laboをご活用ください。



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