動作教育をスタンダードに!
スカイツリーが目の前に見える駅の側のカフェにいます。
下町という感じがまだ少し残るこの辺り。
父方の縁者は、墨田区、北区、板橋区に住んでいるので、子供の頃はよくこのあたりも遊びにきました。
母方の縁者は、中央区、目黒区、渋谷区だったので、また違った東京を子供ながらに感じていました。
どちらも好きな東京🗼
人の多さは相変わらず苦手ですが、地域の小さな珈琲屋さんは、のんびりしていて心地いい。
明日から、東京でA-yoga movement coachの養成がスタートします!
最近は男性の受講者が増えていましたが、今回はなんと8人中、男性が7名!
どんな時間になるか、わくわくでもあり、異なる一手が必要になりそうな気もしています。
運動指導ではなく、動作教育
ここに体を動かす重要なキーがあると思っています。
強い筋肉ではなく、感じれる体。
単発な刺激ではなく、ボディスキーマを構築する刺激
誰かの動きではなく、私の動き
その誰かに影響を受ける私の動き
そんな事を一緒に考えていきたい。
概念の資料は5つになり、概念1の動画だけで5時間を超えた。そこを理解すれば方法は無限大。
20年積み上げてきて、全ての改善が動きだけではできないけど、改善の土台作りはできると実感している。
これはしばらく前に書いたもの。動作教育としてのA-yogaで、なにを伝えたいのか、、、と毎回綴っている一つ。色々な事を考えて私の観点でまとめているので、解釈が正しいかどうか、、、は色々な側面から反論は出るかもしれないけど、それも良し!で共有。
-----
「生命体の健全」を意図した動作教育の考え方
問い
*あなたの不調はなぜ起こるのか?
*不調が慢性化するのはなぜなのか?
人(生命体)が生存するために必要な条件とは?
① 予測ができる
② 予測と現実のずれがあったときに、エラーの修正ができる
③ エラーの修正によって新しいモデルを生成することができる
④ 生体内のホメオスタシス(恒常性)の揺らぎが存在する
⑤ アロスタシス(環境のストレスに対する適応力)がある(揺らぎは大きくないほうが
いい)
⑥ ストレスへの適切な反応が起こる
動作から考える、体の不調は、
*体が予測している情報が入ってこない
*関節の可動の低下
*筋の収縮の低下
*心肺活動の低下
*脳の予測と現実に大きなずれがあり、かつその修正ができていない
要因として
*関節の変形・姿勢偏位により、関節構造が持つ適切な情報が入ってこない
⇒ 動きの可動性の制限
⇒ 活動の減少
⇒ 動きに対して保護反応が出る
*思考的な固着によりモデルの書き換えが起こりずらい
⇒睡眠不足 →睡眠の確認
⇒栄養不足 →食生活の確認
⇒内分泌系の問題 →生理・ストレス反応・排便状態などの確認
ストレスレベルのコントロール
ホメオスタシスを安定させる
⇩
自己の内的安定
⇩
自己開発の実現
*痛み、慢性疲労、感情の不安定性など NEI(Neuro Endcrine-Immune・神経内分泌免疫)
アンサンブルによる反応がある場合、エネルギーの浪費を防ぐために、適応反応が起こりづ
らい
人間の反応・行動のプロセス
① 脳が予測する
(ア) 予測のエラーを最小限にすることが重要⇒不確定要素・Surprise をなくしたい
理論
1.自由エネルギー原理:不確定要素・自由度の制限
2.エントロピー:エントロピー最小限にする
3.ホメオスタシス:恒常性の維持
4.アロスタシス:環境ストレスへの適応力、揺らぎの最小化
② 感覚受容器(末梢)からの感覚入力があがる
③ ①と②の発動により
(ア) 予測と一致⇒何も起こらずそのモデルが現実となる
(イ) 予測と不一致⇒エラー⇒脳へその情報が伝達される
I. 脳がモデルを書き換える
1. 予測と一致
2. 予測と不一致(予測エラー)⇒(イ)からのルートをループする
II. 脳がモデルを書き換えることなく指令を出す
1. 入力が予測と一致することもある
2. 入力が予測と一致せず、自分のモデルに現実を合わせようとする(錯覚・
錯視、、、など)
III. 予測と予測エラーの差異の増大⇒サインとしての Feeling
(ア) 痛み
(イ) 疲労
(ウ) 怒りなどの感情
これらのシステムを持つ私たちにとっての動きの考え方
① 予測に必要な経験を設定する
② 末梢からの情報の伝達のロスを最小限にする
1. 関節の可動制限を解除
2. 骨格の偏位を修正
3. 運動主体感の獲得(深部感覚)
4. 自己受容感の獲得(触覚)
5. 自己存在の獲得(内受容感覚:呼吸)
③ 私たちは自己組織化する
-----
あー、人間って、生命体って素晴らしい!
土日の2日間連続のスタート。
さて、どんな養成になるかなぁ。
I am 100% IN!
京都での養成は8月スタート。
こちらはまだ枠が残っていますので、よかったら学びに来てください!ラボやaceの近郊の方でしたら、一緒に働きませんか!?
6月いっぱいは早割が適応されています。
② 京都会場 Kyoto MBM Labo予定
8月3日(土)
8月4日(日)
9月1日(日)
10月6日(日)
11月3日(日・祝)
11月30日(土)
12月1日(日)
12月22日(日)
申し込みフォーム
永遠に続く道を旅する