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からだが未来を変える
時間とはなぜこんなに流れていくのでしょうか、、、。
有限な時間、無限な発想
そもそもそこに一致感がないのが問題なのか?
有限な時間の中で、無限な発想と向き合う。
気が付けば、時間だけが過ぎていく(つまり、なにもまとまらずに時間だけが過ぎていくパターン、苦笑)
1~3月は比較的スローなブギ、ではなくスローなスケジュールなことが多いのですが、4月を過ぎると11月くらいまでは色々なものが動き出す。
コロナの蔓延がスタートしようかとしていたその頃に、お声がけいただいたプロジェクトがあります。
以前から、お仕事をさせていただく機会を頻繁に頂いている、株式会社ワコールさん。
出会いは、主人がCW-Xをずっと愛用していたことから、それをイチローさんに紹介したことで、ワコールさんとはつながり。そのあとも機会があればお仕事のお声がけをいただいたり、最近では、ワコール体操(Wacoal Genki Taiso)のリニューアルのお手伝いをさせていただいたり、Study Hallでセミナーをさせていただいたり。
女性の強い味方、女性のことをとことん考えている企業のイメージが強いワコールさん。実際に一緒にお仕事をしていくと、社員の皆さんが心の底から自分たちのプロダクト、サービスでどのように女性をそしてそこから繋がる社会の幸せに貢献できるかを考えているのを感じています。
そのワコールさんには、女性の体を長期的にデータ化している膨大なデータがあって、そしてそれを主導している人間科学研究開発センター(旧名 人間科学研究所)があり、今回のプロジェクトもその人科研が軸となってすすんでいます。
概要はリンクのサイトを見ていただくと伝わるかと思いますが、とにかく複数のプロジェクトチームが、様々な角度から人間の動き、人のあり方、人の存在とその動きとの関係などを研究し、それを多くの方の生活の知恵として形にすることをやっています。
その名も「からだ文化研究プロジェクト」
からだを文化としてとらえる。
身体という存在が、社会環境によって影響を受けるものであれば、人間の体の状態が、今の文化を表しそして未来の文化を作っていく、きっとそんな思いがここにはあるのではないか、、、と最初にお話をいただいたときに感じたこと。
長年、「動作教育」という考えのもと、人の動きがその人の心と密接な関係があり、動作学の3本柱「知覚行為循環」「動的平衡」「適応」という観点からも、美しさを生み出すなにかがその人の外そして内なる環境の中に存在する。
健康な人は美しい佇まいをしていて、または美しい佇まいが人を健康にする。そんな観点からも色々な問いへの解き方がある。
私は主に「呼吸とマインドの研究」(リンクの記事の東京有明医療大学准教授の高橋康輝先生の発表プロジェクト)に関わっていて、呼吸、姿勢、情動、そのあたりを、村田製作所さん、そして大貫ATCも一緒に研究の方法、検証、データ分析、再検証、、、をやりながら、少しずつ見えてきたものがあります。
姿勢と情動
呼吸と情動
姿勢と呼吸
呼吸と姿勢と情動
が、ここまで密接にかかわっていて、かつそれが数字としてもしっかりと提示できることは、臨床において実感として持っているものと照合できたことは、個人的には大きな価値でしたし、同時に姿勢というぼんやりとした言葉の中にあるものをどのように考えるかの方向性もだいぶ整理されてきました。
このプロジェクトから、今後多くの皆様にお届けできる情報が発信されると思います。
このプロジェクトに関わる全ての先生方、企業の方が胸に秘めている思いは、自分たちの発見や製品つくりが、一人でも多くの人の健康そして幸せにつながること、だと実感しています。
そんな思いを持った方たちと一緒にお仕事ができる幸せを感じながら、次にはどんな対話が、どんなアイディアが生まれるのだろうか、とワクワクしながら取り組めることに感謝です。
A-Yogaの認定者のみんなにも少しずつお手伝いに入ってもらいながら、このプロジェクトの成果を多くの方にお届けできるように、もっともっと動作教育を探求していきます!
なんだか、自分の思いの振り返りみたいな文章になりましたが、ぜひワコールさんのBody Bookの記事、お読みいただき、今後の経過を楽しみにしていただければ嬉しいです!
以前にこのプロジェクトに関係するコラムとしてインタビューしていただいた記事