自分を受け入れ、認める。
私は気づいていた
以前より悪くなっていることを
気付いたきっかけは
8月請願書を提出し、9月の委員会で趣旨説明をした。そして、議員さんからの質問に意図していないことを答えていた。
とある時は、車運転中にルームミラーに救急車が映るまで気づかなかった。
私の障がいは、中等度難聴。
難聴が分かったのは約5年前。
私の辛さを1番理解してくれる主治医。
その主治医の言葉は、私に勇気を与えてくれた。
年に一回の定期検診。
予約時間より3時間以上待たされ部屋に入ると主治医はいなかった。そして、戸惑い聞いてみた。
すると、
「病院を変わられたから、◯◯医師が良ければ紹介状を書きますよ」
と言われ、私は固まってしまった。
「今日の診察は?」と聞くと紹介状を書くなら今日はこれでという。
私の頭の中は、
検査を受けたのに、結果は?
3時間以上待った意味は?
何も考えられなかった。
初めての医師だし、良い人かもしれない・・・
そんな期待をし、そのまま担当の先生に結果を聞きくことにした。
結果は、予想通り悪くなっていた。
そして、最近私が気にしていた
『人の話を聞くのが必死で頭に残りにくいこと』『救急車が真後ろに来ても気付かなかったこと』
を相談した。
すると返ってきたのは、
『人の話を聞くのが必死で頭に残りにくいこと』はこの数値では、当たり前だと。
「あなたは情報量が50%しか入ってこない。高く言っても70%」
だと。
そんな言い方ありますか?
診察室を出て、涙を必死に堪えた。
会計を待つ間、電車になっている間、我慢してても静かに涙だけが溢れた。
病院で無理やり着けさせられたマスク、この時だけは渡されたことに感謝した。
5年後同じようなスピードで、数値が悪くなっているかもしれない。
良くなることはないと言われた。
消えていく音。受け入れないといけない現実。
同時進行の会話(対話会)。
聞き取りが出来ないから人と話すことが、しんどいときもある。
私は、人の話を聞くために普通の人より数倍脳を使っているらしい。。。
「みんな、人の話を集中しなくても自然と聞けるんだよ。本来なら頑張らないくていいことをあなたは頑張ってるね!あなた自身が、楽な方法を探していったらいいんだよ」と
気持ちを楽にしてくれた主治医はいない。
聞こえない救急車
聞こえない踏み切り
次は・・・
最後でお読みいただきありがとうございます。
珍しく暗いお話しでした。
私は普段、こころに波があるお子さんと過ごしています。
こころの色は、みんなそれぞれ。
わたし自身がいろんな経験をし、伝えたいことがたくさんあるけれど、願いはひとつ。
みんな違って、みんないい
だれもが笑顔と笑い声溢れる街へ
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