8.ジブリパークに、行く【 ジブリの大倉庫 編 】
古のジブリオタクの皆様、お元気でしょうか。
はい、第8弾!!いつ終わるか不安な「 ジブリの大倉庫 」についてのレポートです!!
前回は、企画展示室についてまとめました!
下記のスケジュールで回っていまして、まだまだ13:00〜の散策のお話です。
回れるところ多くてびっくりしちゃうよね。
今回は、オリヲン座や大倉庫、子どもの街のことをまとめていこうかと!
それではレッツゴー!
1.オリヲン座の力の入れ具合よ
いやーーーーーーーー
この空間嫌いな人はいないはずだよね。
マテリアルが高級と言いますか、壁面の赤い左官の壁面(多分左官だと思う・・・)とか、タイルとか、上のペンダントライトとか、絶対にお金かかったマテリアルなのよ。すごい力の入ってる空間だと思っております。
愛知県の税金使って作られているっていうのもあるので、多分タイルとかは愛知県産のものを使っているかとは思うんですけど、コンセプトを実現するために質感がしっかりしているものを使用できているところがまずポイント高い。というか、どうやって行政のチェック通したんだろう、結構気になりました笑
どんな経緯でできたのかなーと調べてみました。イラストとかなんでオランダの照明持ってきたのかとかは意図が汲めませんでしたが、以下のことはイタンビュー記事で出てきました。
そもそも、このジブリパークはスタジオジブリとは会社が違っていて、スタジオジブリは各施設、もちろんジブリパークの基本デザイン計画を請け負っているとのこと。なるほど。
そして、宮崎吾朗監督は原案の企画書の中に最初から書かれていたらしく、映像企画室として、スタジオジブリにある「 試写室 」をそのまま持ってきたかったとのこと。
なんだかんだ、自分達が映像を確認する施設と、実際の劇場の作りが違うということに引っかかりなのか、想いがあったみたいですね〜
上記の内容を語っているのは、スタジオジブリに勤めている古城さんと田島さんという方でした。下記のインタビュー記事を見ると詳しく書いてあるので気になった方は是非〜
オリヲン座の名前の由来はわからなかったですが、中のデザインはアール・デコ調の意匠だったとのこと。1920年ぐらいに建てられた映画館を調べてみましたが、ビタでぽい空間は見つけられませんでした。ですが、総じていえるのは、こんな場所で映画みてもいいんだっていうぐらい豪華。オペラを鑑賞する建物ぐらいの規模感のところも。
素敵だなって思ってもらいたい、という想いを実現するために、昔の映画館の要素を持ってきたのかなぁ考えられますね。
あと個人的に印象に残っているのが、中の椅子!
なんだかつくりがすごいなって思いながら座っていましたが、上記のインタビュー記事の中で語られていたところによると、フランス製らしい。そうなのか。肘掛けの部分が本当に出すの難しくて、めちゃくちゃ踏ん張って引っ張らないと出てこないので、ぜひ試してみてください(?)
中で上映されている映画は、三鷹の森ですでに上映されている短編映画10本を順繰りに上映する予定みたいです。現在は「 くじらとり 」が上映されています。みた感想として、思ったよりも音が直接刺さってきました。映像も音響も迫力がありますが、数十分で終わるのでサクッと映画を見ることができました。わざわざ東京行かずに見れるのがすごく嬉しい。
映像を見る場所は、上から入って下から出る作りになっていました。なので、ロビーに直接戻る頃ができません。ですが、一応出口から上へと上がることができる階段もありました。はい、ここミソです。これは振り返らないと気づかないかも。階段のデザインさえ可愛い。casaで予習しててよかった!←
ぜひこちらも振り返って確認してみてください。
なんだか、このレポにおいて、ミソミソ言い過ぎな自分がいますね。美味しいね、ミソ。
2.カルチェラタンの部室の場所との関連性有り?
友1:オリヲン座の出口の扉、カルチェラタンじゃない?
kuniko:マジか
とちょろっと言っていたので、書いている最中に思い出したので比較してみました。
扉自体のデザインは全く同じではないものの、なんとなく酷似したデザインではありました。
その近くに…
カルチェラタンの中にある「 哲学研究会 」の小さな部室が!なんとなくこの場所と扉に繋がりがあるような気がしてしまう、深読みマンです笑
この研究会がある場所も結構意味ありげだなーと思っていて。ジブリの大倉庫の入り口にいらっしゃいませの看板のついた階段があるんですが、その下に作られているんですよね。なんとなく階段っていう関連性と、高低差のある場所に意識して作ったんじゃないかなーとも思ったり。
そんでもって、こちらの哲学研究会。なんと伊藤薫氏の生徒手帳があります!結構まじな生徒手帳でして。
数ページにわたって手書きのページがありまして…
これ作ったのすごいな!青春の丘にあった聖司くんのノートでも思ってたんだけど、誰がこういうキャラクター資料の文字書いてるんやろか〜
結構色々書いてありまして、しかもちゃんと直筆でして、作り手のこだわりを感じました。
3.見上げ〜て〜ごらん〜
この辺りの頭上を見上げると、いろんな仕掛けを見つけたのでご紹介。
①誰かさんの洗濯物
上を見上げてみたら、誰かさんの洗濯物が!
なんとなく、ラピュタを思い出したといいますか、ちゃんと階段でこの洗濯物を取り込む動線が作られているのも面白いですよね。これ気づいたのは天才だと思いました笑
②千と千尋のいっぱいおったやつや!
これは友達が気づいてくれました!自分は全く気づかなかった…
こういった細かい仕掛けもあったんですよね〜、しかも、写真にはうまく写りきっていませんが、左手の壁にも仕掛けが続いていまして、ハクが上に登っていている姿も見ることができます!いやー、憎いなー。
4.大倉庫は、古参が沸き立つ感じでした
過去の三鷹の森ジブリ美術館でやっていた企画展示物が主に置いてあった印象です。他にも、ジブリの大博覧会やジブリの立体構造物展などでなんとなくみたことある!といったものがちらほら…
ここに関しては、疲れすぎてすごい勢いで見ていたこともあり、写真がありませんでした笑
過去のゴリアテや、ヤックルがいたり、ポニョもいれば、千と千尋の神隠しに出てきた石の像などなどもありまして、結構見応えありましたねー
結構作りが混んでいたものやメインのものは、ライトアップされていたので、存在を確認しやすかったです笑
5.子どもの街、実は入れた
写真を撮ることはできませんでしたが、一応なかに入ることができました!
大人は中に入ることさえも許されないと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
正確には、ネコバスルームには行けるものの、こどもの街には入れないと言った形でした。どちらのエリアも写真撮影は禁止でした。
この子どもの街エリアは、お子様1人につき大人1人しか入れないとのことで…
どこかの誰かのお子さんと共に入るしかない…
それか授かるしかない…
ここは自分が母親になってからの楽しみかなーと思います笑
そんでもって、こちら!ジブリパークでしか出会えないネコバスや、秘密の抜け穴を抜けた先で出会えるトトロなどなど!
「 ジブリパークとジブリ展 」でこちらの制作資料もありました。パッチワーク一つ一つの生地の指定資料すごかったです、そもそもの生地の数が。びっくりしました…
ちなみに、ネコバスはお子様のみ触れ合うことができるので、私たちは見て楽しみました。
ですが、トトロには私たちでも会いにいけます。サイズ感がお子様仕様になっているので、少しスモールだなぁとも思うかもしれませんが、触っても楽しめるような柔らかな素材を使用しているので、他ではなかなかみられない空間になっているかと!ここは必見です!
①スタッフ情報:園内のタイルの中に、まっくろくろすけが3体隠れてる
幾度となくスタッフさんに声をかけ、様々な仕掛けについてお話を伺ってきましたが、この後半戦でものすごく体力のいる回答いただいちゃいました。
3体いるらしいです。
写真フォルダ見返すと、2体は見つけていたのですが、この時ライフが結構しんどくてですね。次回の楽しみにとっておくことにしました笑
この記事読んだ方はぜひトライしてみてください笑
②スタッフ情報:子どもの街のサツキとメイの家の中で、小トトロがかくれんぼしている
これは、聞かないとわからない仕掛けでした笑
お子様だと気づくのでしょうか…疲れ切った大人には聞いてもなかなか見つけ出せなかったです。家の中にあるカレンダー、よくよくみてみてください。きっとこの情報を知ったあなたは、見つけられるはず!
6.おわりに
はい、今回で散策編終了です…!
な、長すぎたー!!あとはあれだ!なりきりの場所だけだ…!
ここが一番書きたいし自慢したいところでもある…!
次回もお楽しみに!
それではまた!